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梅雨も明けて､本格的に暑くなってきました。
山陰はどうでしょう？
実はわたし､佐藤と知り合った以前の職場を退社してから､地元山陰を離れ現在は東海で暮らしています。
昔､地元を離れて暮らしていた事はありますが､関西近辺までで､田舎と都会の差くらいしか､さほど違いを感じることはありませんでした。
距離としては､車でおおよそ5~6時間程。
仕事や子供の学校などの兼ね合いで､気軽に帰省することは出来ません。
山陰に住んでいた頃は､
10時過ぎたら飲食店はほとんど空いてないし､電車が1両で走ってるのを県外の友人に笑われたり､すれ違う人は高齢者ばかりで。
なんの取り柄もないド田舎だな〜
なんて思っていましたが､離れてみて生まれ育った山陰の良さをひしひしと感じています。
こちらに越してきて1番困ったことが､食の違いです。
まず､スーパーに売ってあるお刺身。
わたしの口には合いません。
ちょっと高い店に行けば､もちろん良い物は売っています。
しかし山陰に住んでいて､その日に揚がった魚をおすそ分けしてもらって食べるばかりで､自分で買ったことがほとんどなかったのです。
それがどんなに贅沢な事か､ここに来るまで知りもしませんでした。
初めてこちらでおでんを注文したとき､甘辛い味噌がドロドロにかかった物が出てきて驚愕しました。
なんなら､軽く怒りさえ覚えました。笑
わたしが食べたいのはこれじゃない(т т)！！
おうちでそうめんを食べる時も､いつも食べてた麺つゆがどこに行っても売ってない。
どれを買っても醤油辛いんです…
甘めの麺つゆが売ってないんです！！！
わたしにとっては死活問題です。
家族や友人から､○○食べたい？送ろうか〜？と連絡があったりして､それきっかけで定期的にコミュニケーションが取れるのはラッキーですが( ¨̮⋆)
今わたしが暮らす環境には､山陰の味ではなく､東海の味がすきな人が大半なんだろうなぁ…と。
めちゃくちゃしょうもないけど､なんだかとても寂しくなります(；；)
いつでも食べることが出来ていた､
豆腐ちくわも､あごの焼きも､赤てんも､錦味噌も､白バラ牛乳も､二十世紀梨も。
特に何があるわけでもないけど､見慣れた道や看板､潮風のにおいやテレビのCMだったり…
帰省すると心が休まります。
なんにも無いド田舎だけど､やっぱり生まれ育った山陰がとてもすきです。
いつも当たり前にあるものは近すぎて見えなくなりがちだけど､それを見失わないように､大切にしていきたいと東海に来て改めて思いました。
ちなみに､
ひつまぶし､手羽先､きしめん､五平餅､天むす
と､こちらも美味しいものはたくさんあります(◍´﹃｀◍)
日々新しい発見があったり､初めての出会いがあったり､毎日本当に楽しいです！！
でも数十年後も変わらず､
帰省して山陰グルメをまとめ買いするくらい､山陰をすきでいたいなぁ。と思います！
kyoko.
