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子供も夏休みに入り、それにつられてなんだかこちらまで気が抜けるような…
早くお盆休みにならないかな〜。が素直な感情です。
今までの経験で、しっかり頑張った!と胸を張って思える仕事のひとつが、キャバクラです。
軽い気持ちで始めたキャバクラ。
とあるお店に移籍して、ちょうど1年目の頃。
ナンバーワンだった子の売り上げを越えることが出来ず、下手くそながら色恋してみたり、好きでもない可愛らしいドレスを着てみたり、自分らしくないことばかりで嫌気が差していました。
よくある派閥的なヤツに巻き込まれるのも嫌で、どこにも属さず誰の敵にもならないように、いい子のふりをして。
フラストレーションが溜まりに溜まったところで、自分のやりたいようにやってみてダメなら辞めようと、自分の中で何かが吹っ切れました。
そこから数ヶ月、自分らしく素直な気持ちでお客様と向き合うことで、売り上げ1位を達成することが出来ました。
しかしそれを維持する事の方が何倍も大変で、ナンバーワンだった子の派閥からドレスや靴を隠されたり、階段から突き落とされたりと、心が折れそうでした。
そんな時に、わたしと同じようにどの派閥にも属していないキャストから、
「やられたらやり返せ!負けんとってな!」と、ひと言。
それは、ドレスや靴を隠し返せとか階段から突き落とし返せとか、そういう意味では決してなくて、結果で負けるな!という意味に聞こえました。
あの時そのひと言がなかったら、きっとわたしは酷いことされるからお店辞めよう。と諦めていたと思います。
結果として、絶対に負けるもんか!と踏ん張ることが出来ました。
意地悪してきた子は今思い出しても許せないし腹が立つけど、あの子がいなかったらずっとなんとなくで働いていたのかな。と思います。
現在は、企業と求職者を繋ぐお仕事をしています。
入社後も社員の悩みを聞いて解決したり、様々な事に寄り添います。
20代〜60代まで幅広く対応するので、ここであの頃の経験がとても役に立ち、どこか重なるものがあるなぁと。
就職という人生においてとても重要な事に関わらせて頂くこと、働く中での問題を一緒に解決していけることに、わたし自身も成長させられ、やり甲斐を持って働かせてもらっています。
人と比べることは、良くないこととして上げられがちですが、自分が成長をする上では必要なことなんじゃないかと思います。
今の職場にも、売り上げでまだまだ勝てない先輩がいますが、いつか絶対に勝ちます!と本人に宣言しています。
それをどこか嬉しそうに聞いてくれるその先輩は、あの頃のあの子とは違ってわたしに期待してくれてるのかなと。
その期待に少しでも早く応えられるように、明日も頑張ります!!!
でもやっぱり、早くお盆休みにならないかな〜が、素直な感情ですね。笑
kyoko.