STAFF BLOG
なかなかネタが浮かんでこず、ようやく出てきたのは
”冷凍食品を出す飲食店は自分がするとしてありかなしか”という疑問でした。
そこから少し話を膨らませながら書いていこうと思います。
ELENAがオープンする一か月ほど前の6月。
7/7オープンで働く女性の宛はなく、全ては6/1から掲載の求人に懸かっていました。
1人目はあっさり簡単に決まり、いけそうだ!と甘く思ったのですが、そこから面接官野﨑による数人不採用が続きます。
自分のダメなことは何事も笑って誤魔化すくせに、土曜日はパチンコ7万5千も負けたくせに、面接そのものがその時が初めてのくせに、野﨑は容赦なく厳しく明確な理由を以って「不採用にします」と言ってきます。
あまりに不採用が続くので、”採用一人しかいない状態で、多少は妥協しろよ!”ということで野﨑が不採用にしようとした二人組を僕が出向いて採用にもっていこうとしました。感じる印象は基本一緒なんです。野﨑のほうが多少かわいい子には甘いくらいの差で。
ただ妥協してでもいれないとオープンできないというオーナーと、自分の見る目を最優先に考える目線の違いであって。
彼女らは二人組でした。
少し不愛想で、片方金髪で決して期待できる!
というわけではありませんでしたが、話しが通じるのであれば今はこのラインでも変わればいいと僕は思って。
面接シートを書いてもらって、長々話して「がんばりましょう!」とその日を終えたのですが、翌日「髪を染めないといけないのであれば事態させてください」と連絡がきて二人はELENAで働くことはありませんでした。
その後、同じような金髪の子が来て、金髪は染めてくださいというと「理由を教えてもらえますか?」と言われるので、僕が思うダメな理由を話すと「納得しました。染めてきます!」と彼女はその後頑張ってくれました。
人が増えたから言えるのですが、あの子らは採用にしなくてよかった。
”自分が良くないと思うものを提供してお客様からお金を頂いてはいけない”ということなんだろうと思うのです。
金髪がダメな理由は
”そういうのを好きじゃないお客様が多いお店にしたいから”
”周りより少し高い金額設定にしているので上品に見せたい”
”髪が傷みやすい、プリンになるとみっともないから少し小汚くなりやすい”
と、色々並べられますが、ストレートに行ってしまえば僕も野﨑も、多分、岸や山本も”そういうタイプの子が好きじゃない”っていうことなんだと思うんです。
金髪が嫌いなんじゃないですよ。綺麗じゃない金髪で高い時給貰って接客することに何も違和感を感じないタイプの子ってところです。
※考えついでに、まだオープンしてないお店に応募してくる女性とは?を少し考えてみると、今いるELENAの子達がなぜそうなのかの理由がわかったような気がします。
・今日明日のお金に追われてない生活ができている
・新しいものへの好奇心
・動機の最大の理由である人間関係への繊細さ
・評判や噂に左右されない。自分の感性で判断できる
それらが良い方向に傾いている現状はありがたいことですね。
若いころはよく”捕まらなければなにやってもいい。ダメなことは大概法で定められてる”とか言ってました。
でも今は少し違ってて。
道路に転がってる見慣れないゴミ。パンの袋のカスとか見ると「うわ〜」って引いてしまいます。
喫煙所の灰皿の横に落ちてる吸い殻。(拾え!ばかたれ!!)
パチンコ屋のトイレの洗面所周り水びしょびしょ。(拭いても拭いても違う誰かがすぐびしょびしょにしますからね)
毎年渋谷のハロウィン後のゴミが話題になりますが、始まりって↑みたいなことに無頓着な人がゴミを捨てだすところからだと思うんですよね。
量と話題性の問題で、中身は何も変わらない。
どれも捕まるわけではないですが、僕には考えられない現象で、それをする人はもちろん、そのごみを拾って捨てる人、吸い殻を拾って灰皿に捨てる人、水回りを拭く人って義務や責任なしにする人っていないんだろうなと。
そういう人が沢山いて、その人たちにも家族や彼女や友人がいて、価値観が合わない人は世の中に沢山いて。
そこで僕にとってわからないが、すんなりわかったんです。
だから
冷凍食品を出す飲食店が沢山あって、成り立っているんだろうな。
だけど
どれだけコスパがよかろうと冷凍食品を出す飲食店は絶対に出したら駄目だな。
自分と違うものを否定しようとは思いませんが、自分たちの好きは貫いていきたいなと思うという話でした。
ELENA先週末から風邪が大流行しており(不幸中の幸いでコロナはいませんでした)スタッフが全滅中ですので、今週いっぱいはお休みとさせていただきます。
営業してないのにブログだけあげるのもおかしな話ですが、中途半端な状態で営業するより全員完治してからの営業再開が良いと判断してですので、しばしお待ちくださいませ。皆さまが健康に過ごされていることを願います。