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佐藤

佐藤が思う店長像

スタッフブログ:2023年11月27日 07:07の投稿「佐藤が思う店長像」

何人かのお客様には話しましたが、ELENAには店長が現状おらず、来年の7月。
一周年を迎えたタイミングでキャスト+来店されたお客様投票により店長就任イベントを開催したいと考えています。

①野﨑
②岸
③該当者なし

今投票するなら③にいれるわけですが、それが何故かを語ってみたいと思います。


僕が知っている他業種ではありますが女性を扱う店長の話です。

大阪に遊びに行った女の子から「遊びすぎてお金がなくて帰れない」と連絡がきました。
その女の子は人気は全くありません。
率直に言えば多くの店長が雑に処理する案件だと思いました。
その上でその店長さんはその日の営業後に迎えに行ったとのことでした。

僕なら「そんなん知らんよ」と一旦は突き放します。
人気どうこうは問題じゃないですが、人気がない=頑張ってない子に対して簡単に手を差し伸べるようなことはしたくありません。
その不幸を日々の自分を戒める転機にしてもらいたいと考えます。
どうしても誰も頼れないならお金を振り込むかもしれません。

野﨑や岸なら「こう言ってますがどうしましょう」と丸投げだと思います。


30歳前後の頃、時々ブログに出てくる山口社長と雑談をしていた際に、僕がお店の女の子とのエピソードを自虐的に話した返しとして
「でも、私が知ってる良い店長はみんな”自分のお店の子を自分の女として扱ってるよ”」と言われたことがありました。

迎えに行った方は、きっと彼女が同じ行動をしたとしても迎えに行かれるんでしょう。
僕は自分の彼女がそんな馬鹿な行動をしたら全く同じことをします。

では、野﨑は?岸は?
きっと迎えに行くと思うんです。
二人は優しいから。
だけど、お店の子なら丸投げ。

店長に就かせないのはそういう部分だと思うんです。

お酒が上手に作れなくても、ブログが苦手でも、女性を扱う仕事において、店長の最大の仕事は”女子管理”だと確信しています。
お客様を大事にすることはお店で働く以上大前提。”店長の仕事とは”の話です。

たった一人の女のこともちゃんと向き合って話すことができてない現状、ELENAに店長がいないのは当然の結果です。

ブログを読んでいても、野﨑は要所要所少し履き違えているようですが、お客様は女性に会いに来てる。
どれだけお酒を飲ませてもらっても、どれだけ仲良く話しても、おまえが休みでも目当ての子がいれば来られるし、おまえが辞めたところで行くのを辞めようとはならない。

だけど、お気に入りの女の子がいなくなればお店に来なくなるお客様は沢山おられる。

「○○ちゃんと話すのが楽しくて今日も来てしまったよー」と素直に言える人はそんなに多くなくて、
何を言われたところで、そこの本音は照れ隠しであることを真に受けすぎてるんじゃないかなと思います。
とても野﨑らしい。

「こう言われました!」が大事なわけではなく、真意がどこにあるのかをくみ取らないといけない。

僕が今野﨑の名前を出しているのが、いじめなのかそれとも期待なのか。
そんなもんはいちいち説明するものでもなくわかる人にだけわかればいい話かなと思って何の迷いもなく僕は名前を挙げるわけですが。

話が逸れましたが、スタッフはそれをサポートする立場であると。

此処でしか自分の存在価値を見出せないからといって自分が気持ちよくなっているのは、それは違うかなと思うんです。
気持ちいいサービスマンって、ギャーギャー騒いだり、うだうだ語ったり、そんなんじゃなくて気配りやトークをそんな目立たせないですからね。

ホストとラウンジのボーイは全く違うもので、自分でどうあるかを決め込んでしまっているのかなと思ってしまいます。


僕も店長時代が長く、家族がいた時代がありました。6年くらいかなー。
行事ごとは土曜日が大半で、土曜日は毎週忙しい一日だったので、離婚する直前、最後の最後だけ行ったくらいです。

お店が、仕事がずっと一番でした。

家族のために”今”時間を取る。
家族のために”今は”仕事をする。

古い考え方なのかもしれませんが、僕はまだ腰を下ろしていい状況でないならば後者の価値観の人間に任せたいと思ってしまいます。

野﨑は土曜日行事に行って、日曜日普通に休む。
そういう意識じゃ足りない。土曜日行事に行きたいなら土曜日休みを取ればいい。

家族の気持ちを考えることは大事なことだけど、自分が店長になりたいと考えるのであれば言われなくてもそういう動き方が必要になってくると思います。

岸は自己主張が足りない。思いがどれくらいの強さでどこにあるのかが他人にわからない。受け身すぎ。

あと数年は③該当者なしになりそうな気もしますし、今いない誰かが選ばれるのかもしれませんが、どこにでもありふれたお店にしたいなら普通の考え、行動で充分だけど、意識の高いお店にしたいならまずはやっぱり内側にいる人間の意識から変えていかないとねって話です。

ちなみに、山本はそこの点は100点です。
諸事情あって店長をすることはできないですが。
③が山本なら断トツで票を取るかと思われます。

5歳も年下の山本との差を埋める、追い越すなら泣き言言わずに人の2倍3倍頑張ってほしいところです。


オープンして5か月弱で、本当にわからないことだらけで、
長年飲み屋に通われている年下のお客様に「こういう時どうしたらいいんだろ?」と電話するくらいのレベルであれこれ語るのは恐縮ですが。


やっぱり始める前から思っていた通り、”人の気持ちを追求する”のがこの業界の芯にあると思うんです。

「人に興味がない」と軽々しくいうような人間や
お店のブログ読んでないor言われないと書かないような人間は結果が出ない。出るわけがない。




ぱっと浮かんだ、見たことない僕でも知ってるエウレカの有名なセリフですが、そう思うし

今のお店全体に現状から言うと、ねだるな、愚痴るな、その前に一生懸命人に与えて、もてなせよって言いたいところです。

それが勝ち取ることに繋がるのではないでしょうか?

もちろん店長というポジションもですよね。


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