STAFF BLOG
ここ最近あった僕が好きな会話について。
名古屋に僕が好きな洋服屋さんがありまして。
1階の広いレディースフロアに奥様が
2階の片隅にあるメンズフロアにおられます。
多くの人が「店員に話しかけられるのが好きじゃない」と言います。
僕もずっとそう思っていました。
①ある程度買う意思はある
②ある程度のものは買えるお金を持っている。
③NOを自分の意思をはっきり言える。
というのが前提で
あとは人間性の波長の問題と今は思うのですが、結局好きな洋服や店員さんってあちこち行っても全国で3人程度しか浮かびません。
その人はその中の一人です。
僕より2,3歳年上のその人との数週間前のやりとり。
”了解です!
明日写メします!
島根って寒いんですか?”
”日本海側は基本寒いです。雪も積るし、何気に米もうまいです。
島田紳助が島根の米にこだわって買ってたって言われるくらいに。”
”そーなんですねー
それは知りませんでした
行った事ないけど、一度行きたいです
佐藤さんがどんな環境で住んでるのか、
知りたいです笑
島根のご飯も食べてみたいし”
”飯は美味しいところあるし
温泉多いです。
出雲大社が有名ですが
個人的には、パワースポットの須佐神社。超おすすめです!
何度か救われました(笑)”
”いつか必ず行きます!
出雲大社は一応行きたいし、
佐藤さんオススメの須佐神社は絶対行きたいです!
廊下洒落てますね(今日の画像が家の廊下の画像)
やっぱ住む部屋はらしさ大切ですよね
僕もちょっとだけ好きなものに囲まれてます
後ウチは子供いませんが愛犬がいるんです
旅行行く時はいつも一緒です笑
島根で佐藤さんと会ったら不思議な感覚でしょーね”
”もてなしますよ〜
好きな人、大事な人来たら
できる限りの目一杯。
あとは仲のいい島根の洋服屋の店長さんにも会わせたいですね”
”嬉しいです
その時は是非!
そんな対談みたいな企画恐れ多いです…笑
ファッション感てホントは語れば語る程、ダサくないですか?
感覚やセンスって口にすればする程、ナンセンスな感じがしますが、同じ業界としてお話しするのも楽しそうですね!
いつかの楽しみが増えました
それまで頑張ります”
”いつもご丁寧な返信に
石〇さんの誠実さを感じてます。
なかなかショップ店員さんで
こういうLINEする方いないですよね笑
みんな大人だから若者がファッション語るとはまた違う中身になると思いますよー。
名古屋は栄や錦、街に人が集まり
島根は夕陽スポットに人が集まる。
そういう違いを楽しめる時間になればなと思いますー”
”とんでもない
恐縮です
佐藤さんとのやりとりは楽しいんです笑
他のお客様には言えない、感覚的な事が伝わるのも心地いいんです笑
それはそれで楽しみです笑
ファッションに携わってきた歴史みたいな事も聞きたいですしね
住むところは違ったり、環境や仕事、見る景色が違っても、こーやって何か一つでも心通じる人がいるっていいですよね”
”まあ県外の人間なので
誰に伝わるもないですしね。
〇田くんも
そのブランドの背景や歴史に惹かれるみたいなこと言ってて、やっぱり二人だけが使う表現があるなあと。
いつかの楽しみにしておきます😇”
”誰にでも話す内容ではありませんから笑
同志って事で
メンズはプロセス大切ですから
お話しするの楽しみです!
いやいや…ただの天邪鬼って感じです笑
はい!”
伝わるんかな?
多分会ったことが10回くらいの方なんです。
そこで買ったのはその半分もない。
それ以外は寄って、見て、話して終わり。
そんな関係なのに、佐藤さんがどんな環境で住んでるのか、知りたいです笑という小さな興味で動けるバイタリティー。
今はネットで服が買える時代ですが、僕は極力は自分が好きな店員がいるお店で服を買おうと思っています。
どうしても欲しいものがそこにないならネットで買う。
試着したいもあるけど、やっぱり人なんだと思います。
ELENAに置いてあるお酒は他でも飲める。
女の子がいるお店は沢山ある。
それでもELENAで飲みたい!
そう思ってもらえるのはやっぱり同じ”その人がいるから”っていう部分だと思っています。
合わないものは仕方ない。
だけどアパレルあるあるでいうと
「今流行ってますよね♪」
「それ〇〇(ブランド)のですよね?」
そういう決まり文句を言うような店員や
「僕も持ってます」
「僕もこないだ買ったんですけど」
そういう買う気を失せる発言をすること
そういうものは避けて、やっぱりちゃんと向き合うこと、ぶつかることかなあと思っています。
まあ上記の発言が刺さる人もいるとは思うので、相手を見てではありますが。
自分を上に見てるか下に見てるかそれによりけりな気もしています。
お客様だから敬う以前に年長者は敬う。
というのが僕の中では強くて。
自分が知らないことを知っている相手、自分が出来ないことをできる相手(ELENAで働くみんなは、お酒を飲みに行って1万2万使えないでしょうから。金銭的にではなく感覚的に)は敬って付き合うことが大事なかなと思っています。
友達と呼べるのかはこれからですが、何歳になっても離れていてもどんな関係でも、良い関係は築けるものだと再確認させられた一コマでした。
昨日話していたら
石〇さんがいつかブログを書いてくれそうな話になりました。
点が線になるみたいなベタなことは言いたくないですが、まあ、ベタなことは大概”多くの人間がそう感じてきた事実”ということでそういうことなんです(笑)