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佐藤

”粋” と 「初対面の人となぜ打ち解けられるんですか?」の答え

スタッフブログ:2023年08月07日 07:07の投稿「”粋” と 「初対面の人となぜ打ち解けられるんですか?」の答え」

佐藤です。
ELENAがOPENして今日で一か月が経ちました。

少し疲れていて頭が回らないのですが、しばらくブログが書けないのでその前に一つだけ書いておきたいネタがあって土曜の営業終わり4:15にブログを書いています。

先日、すごい勢いで5名の団体さんが来られました。

飲みなれているというか、豪快というか、てっきり県外からのお客様かと思ったのですが、何かをきっかけに席につくと、すぐ近くの会社の御一行様ということで。

席に着くと同時くらいにボトルを入れていただき、封をあけることもなく、カラオケにダンスに盛り上がっていきました。

社長さんと名刺交換をして、何をされているか、そして僕がELENAについて語るのをまるで父親のような優しい眼差しで真剣に聞いてくださり、「色々あると思うけど、そのまま頑張れ」とおっしゃっていただきました。

非常に盛り上がっているところで、別の3名のお客様が来られました。

その時点で20分程度だったと思うのですが「また今度ゆっくり来るわー」と社長が帰られ、社長に近い席に座っていた2方が出られます。

二人で話し込んでいた方が「あれ?みんなは?」と言われたので、「帰られましたよ(笑)」「時間は大丈夫?」「まだまだあるので、ごゆっくりしてってください」といったところで、先に出られた上司の方が呼びに来られ、半ば強引に連れ出されます。

予定があったのか、立ち寄っただけなのかしれませんが、僕はお店で初めてあいた封の切られてない山崎のボトルを見ながら

別の3名のお客様に、そして僕らに「俺らはいいから楽しんでくれ」そういう【粋】な計らいを見せられたのだとその時感じました。確信はありませんが。


翌日、ショートメールでブログを書かせてもらうことを伝えると、「よろしくです。だんだん」と返ってきました。

”だんだん”って久々に聞きました。社長さんは生まれは島根ではないと聞いています。その方のだんだんは今まで聞いたどのだんだんより温かいものに感じました。

知らない土地で会社を立ち上げ大きくすることは僕には想像もつきませんが、想像もつかない苦労や苦難があったのではないか。

やっぱりあの方は粋な方なんだろうと。改めて出会えたことに、僕が知らない世界を見せてもらえたことを嬉しく思いました。

5年松江市に住んで知らなかったのに、たった一か月の中で、僕が知らなかった”粋”を沢山見せてもらいました。

自分がまだまだ子供で、何も知らないわかってない小さな人間なんだなと思い知らされましたが、僕はそれをとても心地よく楽しく感じています。

うまくいかないことだらけだけど、そういう方たちとの出会いがこれから益々増えることを楽しみに2か月目も頑張っていきたいですね。

※岸のお兄様が本日はご来店いただきました。本日のテーマの一つ”粋”な男。僕とは真逆のタイプの同い年の素敵な方でした。
こちらも語りたいところですが、僕が語るよりこれは岸に任せたほうがいいと思うので、近日UPされる岸のブログをお楽しみに♪


このブログがUPされる7日から僕は中学2年生の娘と初めての2人旅行に行ってきます。

今娘は愛知に住んでいて、夏休みと冬休みだけ島根に遊びに来るのが恒例になっていますが、部活に塾に年々日数が短くなっています。だから一日一日を濃くしたい。
春休み以来の再会になるのですが、小さなころから「二人で東京にいつか行きたい(嫁と出会った場所なので)」と言っていてようやく許可が得れる年齢になりました。

しっかり決まっているのは泊まるホテルと、一か月前に予約したご飯屋さんだけだけど、色々調べて半年前から楽しみにしていました。


僕と娘の間に一つの約束があります。

「行きたい場所に行って、やりたいことをやればいい。だけど大人になって、もしいつか”うまくいかないなー””なんか楽しくないなー”と思ったときは、自分が居たいだけでいいから島根に来てその時パパがしてる仕事を手伝ってよー」

飲食店とかなんかなー、もしかしてELENAになるんかなーと、今から娘の人生が僕の都合がいいように、うまくいかないときが来ることを楽しみにしています。


最近よく野﨑や岸に「なんで初対面の人にいきなりそんな打ち解けられるんですか?」と聞かれます。

「そうすべきだと思っているから」というシンプルなことを返すのですが、それには二つの意味があることをブログを書き始める前に思いました。

お客様に歓迎や感謝を伝えるために。

そして、いつか大人になった娘が来た時のために。

僕はかっこよくも強くもない割と本当に無力な人間ですが、それでもかっこつけていたい。

かっこいいお店でありたいし、そこからの先を作っていきたい。

ELENAはその土台であり、ELENAに来られたお客様は僕個人としての自分と娘の未来なんです。

だから、恥ずかしいとか人見知りとか怖いとか言ってられない。野﨑や岸同様に同じことを思うけど、そんなもんより優先したい気持ちがある。ただそれだけかなって。
二人も、みんなもそうなはずじゃないかなって思うんです。目の前にあるものだけが全てじゃない。

ありきたりですが、”何事も本気で思うことが大事”かなって最近よく思います。


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