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先週の木曜日の営業後の出来事です。
田村が「あちらのお客様が、オーナーさんお洒落ですね〜。特に靴がいい!」と言ってくるので、少しだけお話しさせていただきました。
僕は普段サンダルで過ごすことが多く、大雪の日と冠婚葬祭以外は基本サンダルというスタイルです。
身体が堅いのと極度のめんどくさがりで靴下を脱ぎ吐きするのがストレスなんですね。やばいですよね。
木曜日はELENAでは珍しい新規の団体さんの予約があったので、なんとなく靴を履いて出勤しました。メイン画像の靴ですね。
最初に見た時に全身真っ黒でこれ履いたら映えるだろうな〜と思って買いました。
今日はこの靴について世間話を少々。
数年前に一番最初にこの靴を履いた日に、たまにつるんでいた子に会うとめちゃくちゃ笑われてダサいダサい言われました。もうこれでもかってくらいに。
別にショックでもなくて、まあそういう人もいるだろうなーくらいに感じていました。
ちなみにその彼は
メゾンキツネが大好き。
こちらのブランドをとやかく言うことはないですが、僕は一度も買おうと思ったことはありません。
メゾンキツネに限らず絶対にそのロゴを入れるようなブランドはあまり好きじゃないなと。まあ好みの問題ですね。
その彼との最後は「事情は理解したけど、俺は自分が言ったことを守れない人間とは付き合っていけない」で縁が切れました。
好きなものが共通する・しない、良しとするものが合わないは相性の一つの基準だと思います。
=好き嫌いにはならないですけどね。
島根の多くの人は良くも悪くもそういう部分を言わない印象です。
平和と言えば平和だけど、張り合いがないと思うことの方が多いです。
だからファッションに限らずあれこれ言われることに態勢が少なく、戸惑ったり、苦笑いしたり、ネガティブに捉えてむっとするのをよく目にします。
一番の悪は、無関心とかよく言われますが、褒められるよりも無関心でいられたいようにも見えたりするのです。
褒め上手でもないし、楽しく弄るもないし、無難な会話を良しとする。これが基本。
話を戻しますが、こちらのスニーカーは僕が身に付けるものの中でも一番色々言われてきたものの一つです。
田中田さんには「今まで見てきた中で一番好きなスタイルです!」と言われました。
広島のショップ店員には「つま先の生地がいいですね!僕も欲しいです。どこで買われました?」
愛知のショップ店員には「どこかとのコラボですか?(いえ)無難なデザインが多いコンバースのオリジナル商品なのは最高ですね!」
たった一足の靴を取ってみてもそれぞれの色々な意見があるものなのです。
何回かELENAにも履いていったことあるけど、「派手ですね」か反応なし。
「褒めてくれ!」「反応してくれ!」ってことはないですが、なんかなー・・・と思うところがあるわけです。つまらんなーって。
昨日は近所の70代のママに
「あんた、それ可愛いわね。わたしのサンダルと変えてよ(笑)」
といじられました。
そのあとまた別の60代のママに
「やだ💦どうしたの💦スパンコールじゃない💕」
と驚かれました。(意味はわかりませんが)
二人ともとってもオシャレなママさんです。
そして冒頭のお客様。
「全身真っ黒でそれはいいですねー!」と思っていた通りのことを言われました。
僕よりちょっと年上だけど、すごく丁寧で。
本当はお気に入りの子がいるんだけど「今度二人でゆっくり話しましょう!」と冗談でいじわる言うようなお客様。
20-30分の会話だけど、なんとなく気が合うんですよね。
褒められたからじゃないと思っています。
全然僕とは違うファッション。
その人たちが何が好きで、どこの服でどこで買っているかもほとんどわからないけど。
ファッション=その人がどう見られたいかの表れらしく、お客様のスーツも、キャストのドレスも、一つ一つにそれが散りばめられています。
化粧やネイルなどもですかね。
世間の常識はさておき、とにかく何も触れないということが正解、蔓延するお店にはしたくないと思い今日はこんなことを語ってみました。
まず人を褒める。
相手を気持ちよくする。
嘘やお世辞はなしに、それから始められるといいですね。