STAFF BLOG
お店で飲んで、そのままお客さんに2件連れてってもらい、気づいたらお店のソファーで寝ていました。
ほぼほぼ初絡みの”東本の主”との呼び声もあるお店のママに鞄を届けてもらって・・・僕なんかが行っていいお店じゃない気がしていたけど明日勇気を出して開店早々に行かせてもらおうかと思っています。
酔いはだいぶ冷めたけど色々考えて寝れない。
朝8:56にどうしようもなく寝れないからブログを書こうと。
少しいつもと違うテンションです。
物心ついた頃から兄弟のように過ごした3歳年上の従兄が近所にいて。
その同級生に地元のカリスマ的存在のお兄さんがいました。僕に限らず同級生、後輩の生意気な子はみんなその人の真似をしたり影響を受けたり。
今は広島でラウンジをされていて、ELENAを出す前は何度も足を運んで話を聞いてもらいました。
その、連れに僕と同じ名前の嫌な先輩がいて。
当時そのカリスマが広めたブロックチェックのパーカーをいつも着ていたら
お祭りの時にその嫌な先輩に「おまえいつもそればっか着てるな」って言われて、大泣きした記憶があります。
今なら「そうなんよー。気に入ってんのよね♪」って言えることも当時の佐藤少年はとても繊細で傷ついて、そのまま親に帰りたいって早々に帰ったんかなー。
それから15年。
従兄も、カリスマも小さく感じるほどに仲良くなって、正月は実家で酒を飲みながら麻雀をして「よし、おまえを親友として認めてやる」という仲になりました。
本日はその過程のエピソード。
僕はフリーターで、彼はスーパーを転々として爺さん婆さん相手にわけのわからん何の価値もないものを売りさばくインチキ営業マンだったころ。
いつものように電話がかかってくると。
「いいか?今から俺が話すから、おまえは黙って聞いてくれ。”うん”とかもなしな。俺が「じゃあな」って言ったら切るからな。」
(うん・・・)
「今日営業所を出たら、大雨にやられてスズメが飛べなくなってたんよね。」
「いつもの俺なら可哀想だなって思って見過ごしてたんだろうけど・・・今の心境的に俺にはそのスズメが自分に重なって見えて、病院に連れてって。」
「結果は助からなくて、世の中はそんな物語みたいにいかない。無情だなって思ってさ。」
「俺が何が言いたいかっていうと、今日、こんな話をする相手がいてくれてよかったってこと。」
「こんな俺にいつも付き合ってくれて、ありがとな。じゃあな。」ぶちっ
僕は彼がどんな時期を過ごしているのか知っていたから
もうこんな状態で。
次の日、いつも通りに電話がかかってきて。
「大丈夫?」と尋ねると
『何が?』
「は?昨日泣きながら電話してきたじゃん!?」というと
『ごめん、全然覚えてない!(笑)』
「俺の涙返せバカ野郎!!!」
それから20年が経ちました。
去年までその気持ちがわからなかったけど、今は少しわかる気がします。
お酒は怖いですね。
夏は暑くて嫌いです。そしてこれからもっと嫌いな秋に入ります。
季節も色々なことへの価値観と一緒。春しか好きじゃない。
彼女は僕と田村が高校を出るまで過ごした部屋でサマーを弾いています。
その机の中には溢れんばかりのエロ本と今はもう見れない定価5万円の飯島愛の裏ビデオがあることは此処だけの話ですよ🤫