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ELENAの若い子は知らないだろうけど
マイケル・ジェフリー・ジョーダン。
アメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手で、実業家。
MJの愛称で知られるジョーダンはNBA公式サイトでは「史上最高のバスケットボール選手」と述べられるとともに、特に日本では「バスケットボールの神様」とも評される。
若い子も履いているスニーカー、エアジョーダンのモデルとなった方ですね。
さて、そんなエアジョーダンですが
”3連覇達成後シーズンオフの1993年7月23日、不慮の事件によって父親を失った。
ジョーダンは、突如引退を表明した。全盛期にあっての引退はNBAとメディアに衝撃を与えた。1993年10月の引退表明の会見でジョーダンは「もはや証明するものはない」と述べたが、以前より続いていたバッシング、3連覇達成によるモチベーションの低下、父を失った衝撃が引退の動機になったとマスコミは推測した。”
”多くのファンはマイケルが父親を殺害された悲しみを紛らわせるため子供の頃のもう一つの夢を追求したのだと解釈し、ジョーダン自身も「最初の優勝の後に父親と約束した夢」だと述べている”
全盛期に突如メジャーリーガーに転身します。
世界No,1バスケットのバスケット選手が野球選手になったということですね。
結果は1軍に上がることなく、再びバスケットの世界に復帰します。
もう一人
”ウサイン・セント・レオ・ボルトは、ジャマイカの元陸上競技短距離選手。100mの世界記録保持者。2002年から2017年までの現役時代は前人未到の記録を樹立し、人類史上最速のスプリンターと評された。”
そんさ世界最速、人類最速の陸上選手も
ピークを終えようとするタイミングでサッカー選手へと転身を図ります。
”この年、ボルトは陸上競技と並ぶもうひとつの夢、プロのフットボーラーになる挑戦を始めたのだ。
「これは個人的な目標だ。人々がどう考えようが、オレは気にしない。これは夢であり、自分の人生の新しいチャプターであり、心からやってみたいことなんだ。もし、どうしてもやりたいことがあるなら、挑戦してどうなるか見てみたい」”
”だが、陸上競技とバスケットボールのスーパーレジェンドも、別のスポーツでは大成できなかった。「トランポリン」や「ゴミ」という表現は辛辣すぎたとしても、モダンフットボールのトップレベルにボルトの居場所はなかった。”
二人の選択は無駄ではなかったんだろうし、挑戦することはとても素晴らしいとは思うんですが、身体能力も才能も努力もバックアップも全て揃っていたとしてもやっぱり何もかもうまくいくことはないんだなって思いました。充分、すごいことなんですけどね。
人が「そんなの無理だよー」ということに挑戦できる人は素直に尊敬します。僕には出来ません。
僕もなれるものならこうなりたかった、こう努力したらよかったと後悔することは時々ありますが、努力家ではないので、結局なれるものに、出来るものを追って今に行き着いてしまいました。
すごいしょうもないことなんですが、飲みに行くと「最初怖い人だと思った」これよく言われるんですね。
それがなんでだろうかと考えた時に、この話が思い浮かびました。次回はそこから先を書こうと思います。
話のスケールがものすごい小さくなって恥ずかし限りなんですが、ギャルになりたくてもなれないし、自分を見極めて客観視して、選ぶ。
人の生き方はそれぞれなので、おじさんのギャルを貫いている人も世の中にはいるとは思いますが、今の自分はこう在りたいを選んでいるのか、それともこう在るほうがいいを選んでいるのかどちらでしょう?というELENAの若い子たちに向けた提起でした。
まあマイケルジョーダンやウサイン・ボルトほどじゃなくても、日々の中できっとそういう葛藤や選択は沢山ありますよねっていう話です。
やり切った上で続けるか他の道を行くかは自分の人生だから好きにしたらいいと思うけど、やり切るまでは道はぶれないほうがいいと個人的には思っています。