STAFF BLOG
書きたいことがあるようで、これといってない。
そんな中で浮かんだ光景について今日は書いてみようと思います。
このブログが在るように、僕は人より言葉の価値を感じている人間だと思っています。
以前、仲の良いショップ店員が客としての僕の怖さを10段階で9だと言っていました。
「仲は良いんだけど、言葉を大事にされているから慎重になりますね」とのことでした。
それは失礼なことを言ったら怒られるとかそういう意味ではなく何か一言で何かを判断される怖さがあるんだと。
最近ずっともやもやしていて、糞詰まったような脳みそで、何かに逃げたり誤魔化しながら日々過ごしてて、やっぱりそれを解消してくれたのも言葉でした。
ブログでお馴染みkyokoにLINEして、仕事の合間に電話してくれて、30分話しただけで一人で考えるよりも何倍ものスピードで前進することができました。
喜ぶことも、笑うことも、感動することも、傷つくことも、時に死に至らせてしまうこともあるのが言葉。
言葉の持つ力ってなんなんでしょうね?
・・・と、タイトルの逆説のような内容から入ってみましたが、言葉を超えるものがあるのもまた事実です。
ELENAがOPENして少し経った頃、娘とELENAの外でTV電話をして外観、内装を見せた時の娘の顔は忘れられません。
覗き込むように、目を輝かせながら「こんな世界があるんだー」という表情で携帯の画面に夢中になる13歳の中学生の【初めて】
いいお店を作ってもらえたなと改めて思えました。
夏休み、深夜に松江に着いた時「お店を見に行っていい?」と言うので、お店の横に車を止め、入り口のドアを開けた時も全く同じ表情をしていました。
一応法律は説明していたので、店内には一歩も入らない。でも身を乗り出して怖さと興味が葛藤しながら店内を覗き込むその様子。
なんの言葉もそこにない。
でもあの子の目が何を感じているのか充分に語っている。
人に何か伝える上で、言葉はとても大事ですが、言葉が全てではない。
そういうことを意識して素敵なお店にしていけたらなと思って今日はこんな内容にしてみました。
喋るのが苦手でもうまいこと言えなくても、表情や感情を表現することは出来るのだと思います。