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先日、高校卒業以来となる同級生数人に会いました。
大人になってから気づいた、いつか感謝を伝えたかった友人もいたし、別にこのまま会わずに一生終わってもいい存在の相手もいました。
だけど、差がなく一つ言えるのは”落ち着く”っていうことなんですね。
あーこの感情。
そういえばこないだもそんなのあったなーと少し前を振り返りました。
東京に数日言った中で、初日は中華を食べに行きました。
大物芸能人も通うと言われてる有名店で、美味しんぼで見て”死ぬまでには食べてみたい!”と願っていた仏跳牆もあったので頼んでみたのんですが、感想は”こんなものか・・・”
2日目は青山のイタリアン。アラカルトで頼めるのと、それなりに評価も高かったのでそこにしましたが、またしても”こんなものか・・・”
物価高とか土地代とかが加算されすぎてて、その感覚についていけず、どうも価格に対しての満足度がついてきません。
舌が肥えすぎたんかな。
期待が大きすぎるだけなんかな。
とモヤモヤしたまま時間が流れます。
そんな中で。
小用が合って立ち寄った品川駅にて
記憶に薄っすらあった品川丼を食べることになりました。
品川駅ホームにある立ち食いそば&うどんメインの中のかき揚げ丼ですね。
若いころ、本気の本気でお金なかった頃、よく食べてたなーと思ってたんですが、もう大満足なんですよ。
同じくらいの価格のうどんも普通に美味しくて、これが数百円で食べれるのに、なぜ何千、何万と出して満足しないものを食べてるんだろう?って馬鹿らしく思えて。
結局、本質は変わらないんだなってその時改めて思ったんですよね。
変わっても、知っても、そこに戻るというか。。。
それを美味しいと感じれる自分がいることになんだかとても安心しました。
その日の夜、以前ブログに書いた英さんに会いました。
ELENAで会って、地元で会って、東京で会う。
出会いを繋げて再会できたことも嬉しかったし
印象に残った会話で
友人「じゅんちゃんのどこがすきなんですか?」
英さん「俺はこいつの目がすきなんだよ」
僕「目以外、他にどこがいいところですか?」
英さん「ばかやろー!目意外すきじゃねえよ!!」
一同 www
そういうおもろいおっさんであることも改めて嬉しい。
時間を取ってもらえたこと自体とても嬉しかったし、
その日の食事はとても美味しかったし、呼び出しといて奢ってもらって色々褒めてもらえて嬉しかったんですが。
それまでショートメールでやりとりしていて、そこで初めてLine交換をして。
英さんのアイコン、島根の実家から見える小さな山になってて、それを見て僕がその昼間ようやく感じれたことを英さんはずっと前から大事にされてたんだなと思って、だから僕はこの人が好きなんだろうというのがうまく言えないけどなんだかとても嬉しくて。
僕もいつかはそこに辿り着けるのかなあと思ったりしました。
好きじゃなくても、受け入れたくなくても、ルーツは変えれないし、認めないと進まないことってあるよなーって思う時期ってありました。
不器用な生き方、性格になってしまったけど、それによっての良い経験や出会いもあったし、それは清濁併せ吞むしかないかって。
最後に後日、どうも過大評価されてる英さんに、その時の自分の弱さ、女々しさを素直に伝えたところ。
一言、
”愛の有る人は女々しいのだ。”
と返ってきました。
よし、自分もいつか悩める若者にそれそのまま言おうと決意したし、自分の女々しさもそれなら許そうかと救われました。