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5月に書き換えて投げてたのが一つあったので仕上げます。
最近、やたら”退職代行”についてのニュースや意見を目にします。
僕の世代であれば、あまり理解できないという意見が多いようですが幸か不幸か僕にはその気持ちが大いに理解できるところがあります。
実際自分が当事者にならないと”へー”というくらいの話題ですが、僕はその経験者として他人事には思えないところがあって。
-辞める側の視点-
・怖い
・申し訳ない
・話し合いたくない
・次の展開を考えているので辞める会社との時間を割きたくない
・ストレスをお金で解決できるならそれでいい
-辞められる側の視点-
・有給休暇の消化や未払い給与の交渉、仕事の引継ぎ、とにかく困る。
・感情的なところで、怒りか悲しさ。
-第三者の視点-
・その後の関係が悪化するケースが多いので暮らしづらくならないか
・人生で逃げ癖がついてしまうことが個人と社会への不安
この話の根源には”怒られずに生きてきた”という社会がある。
という感じのことでした。
だから別にそれを使う人が悪いという話ではなくて、そういう社会にした側にも責任はあるよと。
田村が島根に来た頃、「おにいさん、僕が手紙を持って歌舞伎町に行ったの覚えてますか?」と言ったことがありました。
僕が居たホストクラブは全系列「辞めます」が通用しなくて、多くの先輩が飛ぶのが当たり前で、僕もそれを見習って何も言わずに辞めたのですが、基本家まで来られるのと、すごくお世話になった方が居たので、どうやら田村を使って手紙を届けたようで。。。昔からそういうところがありまして。
20年前にすでに退職代行を使っていたわけですね。
ネット社会になって、ビジネスになって広まっただけの話で、昔から一定数は居たんじゃないかなと思うのですが。
僕が一番思うのは逃げ癖がついてしまうっていうことですね。そして、いつかどうしても逃げれない場面が来る。
「辞めます」を言わない、言えないしんどさは、結局あとからツケとなり返ってくるよって思うところです。
フル活用して法律上何の問題もないにしても、人間関係とか法でどうこうできないところに支障は出るだろうし、、、
”経験にお金を使う”っていう人が多い中で
”お金を払って経験を失う(退職の流れ)”というなんだかわけのわからない話だなって思って観ています。
面白い意見だなと思ったのが。
”退職代行を使う多くの人は「ブラック企業」という言葉を口にするが、伸びている多くの会社はブラックであるのが実情だ”
そこのトップや上に居る人間が「定時だから帰ります」と言って今の会社を作ったわけではないのです。
まあ確かにそうだろうと。
総評して、すかっとしない話だなって思うんですよね。
「辞めます」「辞めさせてください」を伝えて、話が進まずの展開ならわかるんですが、全員がそうでもないだろうし依頼が来れば原則的に商売として受けるし、メディアがごく一部の話をまるで流行みたいに広げるから、安易にそれを選ぶ人も増える。これもまた怖い世の中だなと。
退職代行を使う側の人間は、使われた側の気持ちやその後の状況を理解できてないだろうし、
退職代行を使われて”理解できない!”と騒ぐ会社はきっと死ぬまで理解できない。
お互いもうちょっと寄り添えないものなんでしょうか?
それがこの話の根源じゃないかなと思っています。
さっき友達と電話してて。
友「今度競馬やろう!」
僕「なんでもいいけど、競艇の方が良く耳にするけど競艇じゃだめなの?」(ちなみにどちらも1度経験あるくらいの人間)
友「競艇はさ・・・人間じゃないのがいいんよ」
僕「ん?ならAIとかの方がいいってこと?」
友「それはまた違うじゃん・・・いや、ほら、第一コーナーで決まってしまうっていうし。」
僕「それが本当にそうならもっとみんな勝てるんじゃないの?」
僕「というか一個聞くけど、競艇はしたことあるの?」
友「ないよ!」
僕「そこじゃないの?(笑)」
よくパチ屋で会ってたのに自分が行かなくなったら、パチンコに行くことをめちゃくちゃ言って来るし。(笑)
自分を正当化するためにそうでないものを否定するってのは苦手。
平和的に言えばそんな話と一緒かなと思ったりしています。