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寝る前にサッカー関連のYouTubeを見る程度で、其処まで詳しくないんですが、今日は最近関りが深くなったとあるお客様の話を書こうかと思います。
個人的に僕の中で人柄というか存在感的にサッカー選手のイニエスタ選手が近いと思っているので、ブログ上、AさんBさんも味気ないのでイニエスタさんということにして書いていこうかと思います。
一昨年の冬に。
お連れさんと忘年会をするのに何件かのお店を下見に回られてる中でイニエスタさんとは出会いました。
お仕事で僕の地元に縁があったことと、何かが僕のツボを突いて、僕はその方の事が凄く好印象で。
年に一度二度、大人数の飲み会の時にたまに来ていただいていましたが、一人や少人数で来られることはない印象でした。(最近聞いたら何度か来たけど、入れなかったよと。)
だから直接向き合って話した時間はほとんど無いに等しかったんですが。
よく、お店の外で会うんです。
店前に立っててとかじゃなくて、車を運転してると歩いてられる。
そういう時、基本は会釈するか、目が合わなければ通り過ぎるんですが、その方にはいつも窓を開けて「イニエスタさーん!お疲れ様です!」って挨拶してて。
迷いなくそれをしても良い相手って思えてたんですよね。なんか表情や雰囲気が柔らかくて、自分にないものだったから惹かれたのかもしれません。
そういうことが何度かありました。
ごく普通の日常、当たり前の話のようですが、僕にとって他にそういう方が他に浮かばなくて。。。
(掛けたほうがいい相手ではあるが、気軽に声かけれん)
(掛けなくても何も思われそうにはないが、お疲れ様です♪こんにちは♪とかけやすい)
話の都合のいい画像を抜粋してますが、まあわかる人にはわかるところかと思います。
5月のとある日。
イニエスタさんとお店の前でばったり会って、久々にと入ってもらいました。
気に入った子が見つかったようで定期的に通っていただくようになりました。
そんな中で、突如唐突にシャンパンを開けられることが続きます。
いつもしっぽり飲まれる印象だったので、「ありがたいですが、そんな印象無くてどうされたんですが?」驚いて事情を聞くと
「いやー最近○○さん(松江で有名な方)と一緒になることが多くてね。いつも豪快にシャンパン開けられるからちょっとやってみたくなったんだよ。そんなに高いのは僕には開けれないけどね(笑)」
どこまで本音かはわかりませんよ。
でもそれを笑って少し照れながら言われる50代に僕は「最高じゃん!」って思ったわけですよ。めちゃくちゃ素敵な方だなって。
時々、
「オーナーが呼ぶなら俺は来るよ」とか
「オーナーがいるから俺は此処に来る」とか
そういうことを言われるお客様はこんな僕でも少しはおられます。
とてもありがたいことですが、それはある程度の上手だったり、女の子を妬かせるための発言だったり、その意味はそれぞれだろうとも思っていて。
そういう方の大半は僕に質問することがなくて、実際のところ興味ないだろうな〜(笑)と思うところもあるんです。
質問しない=興味ないと安易に考えるところでもないんでしょうが。
まあ楽しく飲んでるんで、そういう場のサービストークと言いますか。
それに不満はないし、そういうもんだと思っているのですが。
その一方でそういう発言は特にないけど
なぜこのお店を出したの?なぜ前職の仕事をしてたの?
聞いていいのかわからないけど、君のこれまでの経験を聞かせて。
という方もいて。
イニエスタさんがその1人なんですよね。好み♡
何が言いたいかというと、”縁”がある人っているんだろうと思うわけです。
出会いは多くの人と何ら変わらない。
派手にお金を使ってきたわけでも、頻繁に来られてきたわけでもない。
だけど、自分が初対面から特別と感じたものが、年月が空いたのに縁として今に繋がったんだろう。
そう思えてブログに書きました。
今朝山本とのラインにて。
”俺はまる(山本)が目指す一つの形としてイニエスタさんを挙げたんよ。
別に強くなくても(権力や立場や)怖くなくても(威圧感とか)、成功されてる人はいるよなと。
イニエスタみたいだなって。
メッシ、ネイマール、エムバペ(10番)
クリロナ(7番)
じゃなくても
イニエスタ(8番)という一番目立つポジションじゃなくても、キャプテン任される人間、皆から愛されて重宝される選手はいるよ。”
というようなラインを送りました。
というのは、人それぞれのスタイルや性格があって。
どうも自分が山本に飲み屋をやるなら‼上に立つなら!10番、7番の選手になってもらいたい!と押し付けていたような、また山本もそうならねばと足掻いてきたような気がしたからですかね。山本に伝えつつ、自分に言い聞かせたところで。
チームとしてやっていく以上、山本には山本の。田村には田村の目指す、適正なポジションがあるんだろうと、思わせてもらった一人のお客様のお話でした。