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OPEN日、お店の外にも中にも沢山のお花で華やかだったのが、内装にも慣れ、生花は枯れ、かといって何かを増やしたわけでもないので「なんか物足りないな〜」と8月辺りから思いだしました。
お店に通う大半の方が僕より知識経験豊富なので、意見を求めます。
「外観に料金表張ったら?せっかく路面店なのに入りづらいんじゃないかな。」
40代の僕は今の外観に入れますが、20代の僕ならまず今のお店には入れなかった。
実際の料金以上に高く見える、或いは値段そのものがわかりづらいデザインとなっています。
それによって世界観は少しくずれるかもしれないけど、入りやすくなるのであればお店としては喜ばしい。
とてもいいアイデアをもらった!!
・・・と思っていたところ。
多くの方が「そんなもんはいらない」と言われます。
今の外観に躊躇なく入れる方にとってはそれは格を下げる行動なのでしょう。
どちらも正解。
こういう選択はとても難しいですよね。
またある方は「強いて言えば外観のライトがまぶしすぎる。東本町らしくない。」と言われます。
それをご近所のお綺麗なママさんは「街が華やかになっていいじゃない♪」と言われ、別のお客様は「暖色系に変えてみたら?」と言われます。
全部わかる。だからこそ迷いだします。
そんな最中。
「今日久しぶりに東本町に出るのですが、いらっしゃいますか?」
という丁寧なラインが届きます。
以前ブログに書いたTシャツを褒めていただいたお客様で
8月中旬あたりに来ると言われていたのですが、まだかなーと楽しみにしていたところでした。
建築のプロとして意見を聞いたところ・・・
僕の考えに沿った意見を述べられ、そして最後に
「そんなことより俺は”人の繋がり”を大事にすべきだと思うよー。俺が知ってる繁盛店は皆それを大事にしてる。」
外観が、ライトが、内装が、花が・・・
そういうことに一生懸命になるのではなく、人を大事に考えなさいと。
「そんなことより俺は”人の繋がり”を大事にしたいんですよ!」
と心の中でも返せなかった自分をまだまだ未熟だなーと思い知らされましたし、沢山の意見をくれるお客様、そして僕にとっての正解をくれるお客様がいたこともとても嬉しく思いました。