仕事が楽しい

オープンして2か月が経ちました。

”嫌なこと、めんどくさいことは先に”のモットーから迷うものはなるべく購入し、数年かけて貯めてきた自分の貯金も底をつく始末。

その上”耐えれる限界までは人に投資”という初心を貫いた挙句、7月、8月と鼻血が出るほどの大赤字で毎日元気に営業しています。

漫画やドラマなら頭を抱えそうな現実も、至って元気で僕は楽しく毎日を迎えております。（事務仕事以外）


これを書いている今、9/21の1：51分も今日は朝から溜まった事務仕事で、早めに寝たところ目が覚めたので、自然とブログに手が伸びています。

これも最初に決めたこと。”毎日ブログは誰かがあげる”明日、明後日までの予約は完了しているのですが、なんとなく書けそうだから＋1日の余裕を持ちたい。

”書かないといけない”ではなく、自分が決めたことを遂行されていく様をどこか楽しんでいるんですね。


赤字、ブログは予想通りとして、予想を上回る２つが僕を”楽しい”と思わせてくれているんだろうとベランダで煙草を吸いながらわかりました。

一つが「それじゃあ売上は上がらない」と経験者の大半に反対された”未経験”を求めた店作り。

見る方から見れば「そんなこともわからないの？」ということがオープン当初から今尚続いているのでしょうが、そういう女性との会話やお酒を楽しんでおられるお客様を見て、「これでいい」と確信することができました。

マナーや経験や飲み屋の常識がなくても、素直な心とお客様を大事に想う気持ちがあれば柔軟に成長していけるのです。

ELENAで働く大半の子が未経験だからこそ、素人だからこそ、「これはこういう風にしていこう」と提案すれば文句言わずにそれに沿って変化していってくれるELENAのキャストたちは本当に素晴らしいと思っています。

それを導いてくれた経験者の女の子、教えてくださった多くのお客様にも感謝です。


もう一つが人の出会い。

僕は35歳で島根に戻ってきた人間で、そこからの5年間。
仕事以外での友人はたった一人しかできませんでした。

元々友達を作るのが苦手なタイプなので、何をもって友人というのかはわかりませんが、僕の中の定義で言えば”付き合いではなく食事に行ける・行きたいと思える相手”
たった2か月で、たった6時間の営業の中ですでに二人と出会えました。その他友人と呼ぶには恐縮なだけで来店を心待ちにしてる大好きなお客様も何人もおられます。

（少し二人について書いていたのですが、求めないだろうと思って添削しました）

いない。ない。できないじゃない。（田中田さんのないものはないブログみたいだな〜）
僕が居た世界が狭すぎただけ、僕が先入観や知らないものを恐れて行動してこなかっただけ。

そう気づかせてもらえたことはありがたかったですね。

お店の周りのママさん、飲食店の大将たち、冷めた時代みたいに思っていたところはあるけど、ちゃんと人情も温もりも僕の知らないところで何も変わらずあったんだということを2か月間で教わりました。

”仕事が楽しい”感じるものなので、それがいつまで続くのかはわかりませんが、これからも予想を超える何かに期待して働いていこうと思っています。