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STAFF BLOG

山本

一人の人として

スタッフブログ:2023年11月18日 07:07の投稿「一人の人として」

お久しぶりです!山本です!

皆さんに「体調気をつけてくださいね!」なんて言ってる側から自分が体調崩してしまってました!

体調崩す前日まで、すこぶる元気だったんですが、目を覚ますと熱で撃沈。。。

 

今年はインフルもかなり早い段階から流行ってるみたいなので、気をつけましょう(汗)

 

お休み中ほんと何もできないくらいダウンしていたので、ブログにするようなネタもない中

先日佐藤が映画の話をしていました。

僕も映画を何本か観て過ごしていたので、今回は便乗してお休み中に観た映画の話をしようかなと思います。

 

僕は出雲から松江に通勤しているので、往復で映画1本は観終わるくらいの時間はあります。

ただやっぱり家でゆっくり観るのと、車の中で観るのでは映画の世界観への入り込み方が全然変わってくるので、どっちかといえば家でゆっくりと観る方が好きです。

 

そんなまったりと映画観れる時にはヒューマンドラマを観たくなるので、ノンフィクション映画や人を題材にした映画を観ます。

 

先日体調不良の中観た映画は【最強のふたり】という映画でした。

僕も観たいと思った作品を温めるタイプなので、ずっとマイリストの中で眠ってました。(笑)

こちらの映画は、全身麻痺で体が不自由な大富豪フィリップという人物と、その介護役になる貧困層のドリスという人物を主役とした映画です。

 

こちらは実話を元に制作されたということで、ノンフィクション映画が好きな人にはとても刺さる作品かなと思います。

話の序盤、フィリップの新しい介護役を決める面接のシーンがありますが、なぜそこでフィリップはドリスを選んだのか。最初僕には理解できませんでした。

 

他に面接にきた人間は、介護の資格を持っていたり、経験のある方ばかり。

ドリスが刑務所から出てきたばかり。

面接に来た理由も失業保険の為だけに面接を受けにきたと明かしていて、絶対そこじゃなきゃダメだったわけではありません。

 

でもフィリップはドリスを選んだ。

 

ドリスの介護はというと、上手、丁寧という言葉とはかけ離れてて。

暑さを感じないフィリップの身体で遊んでみたり、タバコを普通に吸わせたり、車椅子をスピードが出るように改造するよう促してみたり、病院の先生がみたら絶対怒られるようなものではないけど、フィリップは楽しそうでした。

 

いつしかその関係は、介護される側とする側ではなく、互いを親友と言えるような関係になっていました。

終盤ドリスが家庭の問題で、フィリップとお別れしなければならなくなったあとは、何人かがフィリップの介護士として雇われてましたが、

ドリスとは違い、決められたことを遂行、注意するだけ。

 

この時にようやく僕の中で、なぜフィリップはドリスを選んのか理解できました。

自分を一人の人として面倒を見てくれるドリスの事を友人のように思えていたのだと。

 

話の結末までとても素敵なエピソードなので、是非最後は自分の目で結末を観て欲しいのですが、また改めて観たいし、ELENAのスタッフブログを読んでくださる皆さんに共有したいなと思った作品でした。

 

仕事意識も大事ですが、こういう意識はもっと大事ですね。

 

今日は、作中に流れた一曲【September】を貼り付けておきます!

聴いていると、退屈な毎日に色をつけてくれるような楽しい感覚になるので、昔からずっと好きな曲です。




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