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STAFF BLOG

佐藤

Lounge Elena オープンにあたり

スタッフブログ:2023年07月07日 07:07の投稿「Lounge Elena オープンにあたり」

はじめまして。
Lounge Elenaの佐藤です。

担当は面接とブログ。あとはわがまま、ガヤ、ダメだしを担おうと思っています。頑張ります

一応代表にはなるのですが、個人的にはガヤ担当でいきたいと思っています。

代表がそんなもんなんで、Elenaには現在店長もおりません。

無事一年後、一周年を迎えられたら”Elena店長総選挙”としてイベントにしようとは決めているので、まだお店がオープンしてない今いうのもおかしいですが、その際は皆さん投票のほうよろしく願いますm(__)m

役職や肩書は適当ですが、Elenaには沢山の拘りを詰め込んできました。

例えばオープンは7/7(七夕)にしたい!
「あれ?いつだったけ?」っていうような日ではなく、多くの人の記憶に残せる日にしたい。
気にしない人から見たら、一日でも早く開けるべきだ!という方から見ればくだらないことかもしれませんが、大切にしたいものが大切にできればそれでいいと考えています。

かっこなんかつけなくていい。正確な敬語じゃなくてもいい。経験もなくていい。
だけど、接客中であれ「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」くらいは元気よく笑顔で言えるお店にしたい。最低限、感じの良い笑顔で会釈くらいはしてほしい。

そういう「当たり前なはずの楽しい・気持ちいい・嬉しい」部分を高めていく先に希望や未来が見えてくるのではないかと感じています。


その為に、まずは従業員が楽しんでないと!と思うのですが・・・
実際のところ不安やプレッシャーから顔を強張らせて固くなっていて(しかもメイン二人が〜)
僕はワンピース最新刊を読みながら撮影を眺めているような、どこか他人事のようなオープン前前夜。
(最後まで読み切れなかったところに若干の時間の無さを感じてます)

7日の来店予定の楽しみと
明日以降の来店確定0の状況、
どちらも同じくらいとても楽しみに思って、早起きした流れで今日の今日まで何を書くか浮かばなかったので、両手の感覚に任せてブログを書き始めてみました。


このお店は昨年8月、この数年間お世話になってきた髙橋社長の「独立して何かやりなよ-」というふとした一言から始まりました。
(髙橋社長についてはまたいずれじっくり話します。その他お店を立ち上げるにあたり欠かせなかった方についても。)

僕自身、キャバクラ・ラウンジ勤務経験は一度もなく、お店に行くことも片手で数える程度の人間だったのですが、
男性女性共に経験者がいたことで唯一小さな可能性が見えたことがラウンジを出すことになりました。

自分の好きと嫌いを沢山の人を巻き込んで実現してもらい、喜怒哀楽全てを包み隠さず詰め込んで、出会いと別れを繰り返し、(初代・2代目ママ候補もいなくなり。一番最初のオープニングキャストの予定だった3人の女の子たちも音信不通。店長候補だった子も一時縁切れて。)

そんな不安定な日々の中でも変わらず貫けた「楽しませたい」「喜ばれたい」「感謝を形で返したい」磨き抜かれた得意の丸投げイニシアチブと年々高まる共有力を膨らませていった結果、気づけばここに行き着いて驚いています。wow!
(僕の周り・下にいるスタッフはとても大変だと思います。
僕自身難しい上に彼らが意味わからんくらい不器用で。
【だから】、とてもいい奴らです。)


何かネタはないかと携帯のメモを見返したところ、
”飲み屋を作るのではなくムーブを作る”という謎の言葉が残っていました。

ほう・・・言うたもんだな。6/12の俺よ・・・という具合にそんなこと書いた記憶も無ければ、ムーブなんて言葉も人生で使ったことがありません。

(※「ムーブ」とは「ある結果を出すために逆算的に考えられた立ち回りや動き」のことを示す言葉です。)

ただ、それが実現したのは確かです。(みんな大変だったろうなー)これからもそうあろうと改めて思いました。

従業員、キャストはもちろん、恐縮ですが、願わくばこれから出会うお客様の中にもそれに共感して頂ける方と出会えればとても嬉しく思います。

画像を何にするかそれを最後まで悩んで書き出してから時間が経ってしまったのですが・・・

「ある結果を出すために逆算的に考えられた立ち回りや動き」を最優先に置き、この殺風景な、なんの面白味もない壁から始めることに決めました。

この壁にはお店のどの部分よりも強いこだわりを込めています。
いつかこの話の意味がわかる時がくるので、その日が来るのを楽しみにしていてください。


今日ふと浮かんだエピソードがありますので最後にそれを書いて終わりにしようと思います。
僕が好きな漫画の作品の一つに”バンビーノ”という作品があります。
仕事の価値観、料理の価値観、人間関係の価値観、色々なものを学び、話し、今までも書いてきました。

「いつかこんなお店が島根に作れたら・・・」というのは変わらない想いであり、エレナもそこに行き着くための第一歩。

僕は飲食店を出すためにエレナ(ラウンジ)を出すことにしたんです。

自分の理想とする規模の1/5(〜10)程度のお店が流行らないならきっとこの先叶うこともないだろうと思って。

そんなバンビーノの最終巻、今まで気を留めずに読んでいたのですが、最後に”レガーレ”というお店の意味について語られます。

※Legare(レガーレ)とは、イタリア語で「結ぶ、つなぐ」という意味。

僕も何人かのお店の人にELENAの意味を聞かれましたが、「意味はないです(笑)」「響き(笑)」と答えてきたのですが・・・

よく考えたら、ELENAというのは本当に響きが好きなところから始まったんですが、実は数年前に全力で立ち上げて1か月ももたずにプライベートのごたごたで潰れたお店にも使った名前で。

そこから地獄の数年が始まったのですが、自分の過去と未来。

そしてこのお店をオープンするにあたり繋がった人々。

沢山のお祝いの連絡と、お店に届く花束を見てその一コマがふと浮かびました。

「結ぶ、つなぐ」お店のテーマの一つはこれだ!と今日ブログを書きながら決め事がまた一つ増えました。


纏まり悪く、長くなってしまいましたが。最後にこれだけ。

「わかる人にわかってもらえればいい」という価値観は僕の中にもありますが、その言葉はほったらかしの乱暴なものではなく

”わかってもらえるための最善は尽くした上で”という前置きありきのものだと思っています。

言葉でしか伝わらないことはある。絶対にある。

今までもこれからもずっと自分が生きるってことはそういうことなんだろう。

そう信じて僕はこれからブログを書いていこうと思います。


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