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STAFF BLOG

佐藤

サプライズのもたらすもの

スタッフブログ:2023年10月24日 07:07の投稿「サプライズのもたらすもの」

皆さんはサプライズをしたりされることはありますか?

僕は割とする方だと思うのですが、その始まりはいつだったろうかと考えてみたところ。

27歳の誕生日。
新しい土地、新しい職場で働きだした頃の上司がぱっと浮かびます。

二人で仕事して、車で出る用事があったので、一瞬だけ家に寄ったところ、玄関に紙袋が。

近所に従姉が住んでいたので、きっと姉ちゃんだろうと中に入ってみると

手紙と、”誕生日プレゼントは色々考えたけど家族サービスが一番だと思って”と1万円が入っていました。
ぽろぽろ泣いたのを覚えています。

「うわーこれ、ほんとは仕事終わりに読むはずだったんだろうけど、職場に戻るのこっぱずかしいな・・・」
と思いながら戻ってみると。

上司が何か言いたげに、顔に手をやり何やらうなっています。

「あの〜・・・すいません、見ちゃいました・・・」

というと

『知っとるよ』

「え!?」

『俺、おまえの家から戻ろうとしたら、おまえが階段で上がってきたから、焦って上に上がったんよ。(笑)3階の踊り場でしゃがんでおまえが家に入った隙に戻ろうとしたら、住人が帰ってきて、しー☝ってやったら、”不審者注意”って張り紙が俺の後ろにあって、めちゃくちゃ不審者に思われた(笑)』

多分それが始まりです。

目の前で1万円渡されて「誕生日おめでとうー家族サービスしてやれ」だったら10数年が経った今、こうしてブログに書いていることもないでしょう。


サプライズとは人を驚かせることに価値があるのではなく、人の記憶に残すことに価値があるのではないでしょうか?


先日両親が誕生日だったので、僕もサプライズをしました。

「誕生日だから小遣いくれよ〜」と強請る父に「うっさいわ!もうしとんじゃい!!」と思いながら、喜んでくれることを期待して。

何をしたか分かった翌日、父からの電話。

「ありがとうございました。ただ、早う言うてくれよ〜、満額になった定期崩してしもうたわ(がはは)」

サプライズを75年間してこなかった男には、ベタなサプライズも見事に決まります。


人を喜ばせる。人の記憶に残そうとする。

勝手なイメージで言い切りますが、やっぱり良い接客をするって言う人は当たり前にそういう部分を持っている、磨いているのではないでしょうか?

今までの自分はしてきたか?

読んだお店関係者は何かの参考にしていただければ幸いです。

こちらのブログは41年8分かかりました。僕もブログから得るものはあります。





時はあっという間に過ぎていく。
白目向いてる場合ではないのです。


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