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田中田

田中田には"ないものはない"

スタッフブログ:2023年07月30日 07:07の投稿「田中田には"ないものはない"」
みなさんお疲れ様です
田中田でございます
 
世の中、夏休みというものになってますね
子供の頃、夏休みに家族旅行で行った隠岐の島のエメラルドグリーンと底まで透き通る海の綺麗さが未だに印象深く記憶に残ってます
まったく泳げない、、潜れない、、顔を水に浸けるのも嫌な田中田でございます

さてさて
私がまだ東京で仕事をしている頃、隠岐に出張に行った時の話です
最初のブログでも書いたように私は島根が好きではありませんでした
当時の私は島根に行けるというよりは早く仕事を終えて東京に戻りたいという気持ちの方が強かったと思います
私は仕事に追われ、子供の頃に感じた海の綺麗さなど思い返すことも、心を寄せれるほどの余裕がなかったのだと思います
七類港からフェリーで海士町に降り立ち、そこで目にした1枚のポスター
 
"ないものはない"
※画像のものより当時はもう少しごちゃっとしたポスターだったと思ったのですが、、、
10数年前から今のいままで変わらない海士町珠玉のキャッチコピーです
 
この"ないものはない"には2つの意味があります
ないのだから仕方ない
全てのものはある
 
私は子供の頃からマックも吉野家もコンビニも、テレビCMで流れてくるようなお店がまるでない島根が好きではありませんでした
夜は暗く早々に静まりかえる
町の人はみんな知り合いのような環境に息苦しささえ感じでました
早くこの町を出たい
何をしたいわけではないけれど早く島根を出たい
その思いだけで高校を卒業したらなるべく島根から遠い都会に住みたいと思ってました

実際にそうなり、そこから時を経て降り立った島根の地にあった1枚のポスター

そのポスターにあった言葉で自分の中で劇的な変化が起きたとは思いません、ですが、頑なに閉ざしてる口にそっと何か味のするものを乗せたスプーンを添えられたような感覚といいましょうか
何かわからないけれども、自分の中にある島根について考えるきっかけになったんだと思います

私たちはとかくないもの、足りないもの、欠けてるものに目がいきます
ですが、あるものはあると主張せず常にそこにあるのです

私の中でないのだから仕方ないと思ってたものがlounge Elenaという灯りとなって"ある"になりました
それも、田舎の街と都会の街、ひととし経った今だから感じることなのかもしれません
 
"ないものはない"
どちらの意味で捉えてもその心は豊かです
 
あなたの心にもlounge Elenaの"ある"の灯りを灯していただければうれしいです

今日もlounge Elenaに"楽しい"と"うれしい"と"ありがとう"がいっぱい溢れますように

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