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佐藤

野﨑、ELENA飛んだってよ-後編-

スタッフブログ:2023年12月24日 07:07の投稿「野﨑、ELENA飛んだってよ-後編-」

本題の前に。

今日はクリスマスイブですね。
このブログを書いている日に、ふと頭の中に赤鼻のトナカイ(曲名今初めて知りました)が流れました。

”真っ赤なお鼻の
トナカイさんは
いつもみんなの
わらいもの

でもその年の
クリスマスの日
サンタのおじさんは
いいました

暗い夜道は
ぴかぴかの
お前の鼻が
役に立つのさ”

ELENAの外観のぴかぴかさは相変わらず賛否両論言われます。
特に業界関係者の長く東本町におられる方には否定的な意見を。

「東本には似つかわない」
「伊勢宮ぽい」

大体苦笑いして濁しますが、
僕は働く人間と、入ってこられるお客様と、大家さんが良いというのならそれでいいと思っております。

こないだ良くしてもらってるお客様が
「東本町が今のままだと人がどんどん離れ、街が廃れていく。新しいものができていいじゃないか!」
と否定的な意見を言われるママに言ってくださって、そういう人もいるならこれでよしとしよう。
(ただそのママも店内の写真を見せると、絵を気に入ってくださって、概ね好意的に終わったのですが)

そもそも街を思って否定するなら今を変えるならアイデアと修繕費を出してくれるんかい!
それで客足減ったら保証してくれるんかい!
って言ったらもちろんそういうわけではないでしょうし・・・。

おまえのとこ気に食わないから金かけて直せ!
っていうのは大人ジャイアンみたいじゃないですか( ;∀;)

ただ言われてる気持ちは程度はわかるので。

”暗い夜道は
ぴかぴかの
お前の鼻が
役に立つのさ”精神で、そんなぴかぴかさが、時には誰かにはそんな外観が役立てればいいなと思ったりしておりました。

吹雪の日はぴかぴかが映えていいと思うんですけどね。。。


さて、前回からの続きです。

「仕事を取ります!」と上司に宣言した翌日に、
「やっぱり無理です」と上司に半泣きで電話すると呆れて怒鳴られました。

※この時山口社長に「大事なことは一日置いて決断するのよ」と言われたことはその後の教訓になりました。
夜は感情高ぶるし、寝てない食べれてない時は冷静なように思うだけで冷静でもない。


その夜は交番に駆け込んだり、家の近所にあったBARに初めて入って一言も喋らずお酒を一杯だけ飲んだり(なんかドラマみたいな展開になるのかなと思ったのでしょう)相当不安定な行動をとっていると、大暴れしていた彼女が深夜に戻ってきました。

向こうも自分が取った行動が無茶苦茶だったので恐る恐る電柱に隠れながら。

そこから何もせず、ただ一緒にいる生活。

パチンコ、スマホゲーム、DVD延々その繰り返し。

辞めた職場の人に会うのが気まずいし、どこで何の仕事をすればいいのかわからない。

自分のせいでそうなった自覚とお金はあった彼女は罪悪感からお金だけは出していくけど、そんな男への気持ちはどんどん冷めていく。

数か月そういう生活をした後に、此処にいても落ち着かないし、今後もどこかで顔合わせるのも嫌だし、何よりこの先も脅されて迷惑をかけることになるのが嫌で、
彼女の実家がある愛知に行こうと決めました。親が近くにいれば最悪死ぬのは防げるだろうと。

ちょっと喧嘩すると僕の荷物を職場に全部持っていくような子だったので(水槽とかも)
33歳にして僕はトートバックに収まるものが自分のすべてになってしまいました。

普段は天使みたいなかわいらしい子だったんだけど、スイッチが入ると悪魔になる。

相手が一番嫌がることを全力で容赦なくしてくるので、職場を崩壊させるとか、関わった僕の周りに被害を食らわせるとかするので、その土地にいる限り一生この不安は止まらないと思って。

辞めたくなかった仕事も離れたくなかった土地も捨てたくなかった大事なものも全部捨てて愛知に行きました。

そこからの生活もその延長線上で本当に腐った半年。

ようやく職についたら、また脅されてやめることになり、最後は相手の嘘をついたら出てけと言われ、借りてきたDVDをゴミ箱に捨てるわ、前夜作った料理を皿ごと捨てるわ、前の職場の人間に電話してあれこれ言うわ。

出て行ったら出て言ったで荷物を道路の真ん中でひっくり返され、「これ私が買った返せ」とただでさえ少ない荷物がどんどん減り、構わず駅に向かうと、川に飛び込もうとして、噛まれ、でかい石で殴りかかってきたからさすがにやばいと殴り返して失神させて・・・なんやかんやめちゃくちゃしてると誰かが通報したようで警察が来てようやく終わりました。僕のパンツが道路に散乱してましたからね。

連行はされましたが、僕はようやく終わることで冷静でいれて、正直にすべて話した上で家に帰りました。

別れた元嫁の家にいったのですが、全て話していたので、とても一緒に住める空気ではなくそこでようやく島根に戻ることを決めました。

こんなところに住みたくない!と出てから15年。

僕はトートバック一つで、親に振り込んでもらった1万円から夜行バスのおつり1000.2000円だけもって島根に帰ってきたんです。

そこから一か月はまたニート。

かなり端折って書きましたが随分荒んだ1年間を過ごしました。

その後も
島根に行きたいと連絡が来て親が絶対に無理というとまた豹変

広島に戻って、結局そのお店が潰れる大惨事を招くと

その後は弁護士から彼女の虚言で100万の請求が来て、「意味がわからん」と突っぱねると1000万の請求になり、無視してたら再び「私が悪かった。島根に行きたい」と来て、最後事件が起きてようやくすべてが終わりました。


僕が今回書きたかったのは、飛ぶとかしない人は(山本や岸とかELENAの子達)
職場に迷惑がかかるという認識でいるだろうけど、もちろんそれはその人の働きぶりによりあるけど、それ以上にその人自身、その周りの家族の人生を狂わせることにもなる(僕ほどではないだろうけど)から今後の人生の中で絶対にしないようにって話にしようと思って書き始めました。

因果応報、代償ってやっぱりあると思うのです。
そう言われてる。ではなくて、自分がそれを嫌ってほど経験してきた。

だから少しだけ生き方が変わり、今は平和に暮らせています。


今が辛くて、飛んだら楽になる。
って思いがちだけど、そんなことはないよ。

もっとつらい日々になることもあるし、次が天国な環境なんて保証はない。

無いものねだりで時間ってないと欲しいけど、ありすぎると腐ってしまう。

僕が馬鹿なのでうまく使えなかっただけなのもあるけど。


野﨑が今どこで何をしてるのかわからないけど、
ブログにもいっぱい書いてきた可愛い子供たちはどんなクリスマスを過ごすんかなー野﨑家はどんな年末年始を過ごすんかなー

家にいるならいいけど、そこもよくわからんし、”俺は自分のことばかりで・・・”っていつも言ってたけど、今回はそうじゃないといいけどな〜とか。

野﨑の性格的にはブログも読まなそうだけど「俺も同じ33歳の時同じことしてる。だからまだ間に合う。」ただそれだけ言いたいですね。

今のところシーズンの影響からお店は順調で仕事には何も差し支えないし、
岸は初日は落ち込んで涙も流してたのに、「野﨑の給料分浮いたしお前の給料来月からちょっとあげるわ」と言ったら2日後にはそれまでより元気になっていたので、これを最後に野﨑の話は終わりにしたいと思います。


クリスマスにどんなブログをあげてんだ!
は僕が一番思っているところなのであしからず。

次回からは年末年始に向けてHAPPYなものを書いていこうと思います♪



野﨑はこの歌が好きで初めて聴かせた時に98点と言っていました。

「誰だって認められたいよー」
「本当は愛が足りないとー」

最後の野﨑はこんな心境だったかなーと思いつつ、子供じゃないんだからそんなものは求めず勝ち取れよと思ったりもしています。

今回色々な人に相談したけど、その中の一人が「あいつはいい奴だったのがタチ悪いよな」って言ったのが印象的でした。
それに関しては否定はできません。


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