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STAFF BLOG

佐藤

今年最後にELENAの女の子と男の子たちを語ります

本来は雄太と山本について語ろうと思っていましたが、優実ちゃん交えて3人で今日は纏めようと思います。

『雄太』
12/26日のブログ。あれが岸の全てです。
ちょいちょい触ってきたし、数分考えましたが、他には特にありません。


『山本』
他の誰も持ってない能力と、誰もが持ってる能力の欠落が山本の個性。
基本悪意がない人間なので、だからこそ腹も立つし、いじらしくもなります。

超ド級のド真面目人間で、愛嬌満点のように見えて誰より頑固。
努力、根性、勤勉、色々自分にないものを補ってくれています。

あまりに要領が悪いので、不本意に誤解されることもあるし、時に誰かを傷つけることも怒らせることもあるけど、常に強い支持者がいる山本の人間関係はそれはそれでいいんじゃないかなと思っています。

もう7年一緒に働いてきましたが、
「なんで?」が、止まらないかみ合わなさの中でよく僕の下で働いているなあと不思議になるのですが。
そういう自分の信念(盲信じゃないと願う)を貫くのが山本の魅力の一つです。


僕は辞めていく人間の事をその後しばらくずっと考えます。
感傷的にではなく冷静にただただ考える。

考えたくない出来事は繰り返したくないので、なぜなのかをその時一気に答えが出るまで考えるのが性格です。
理由に重きを置くところは様々なところにありますかね。

一日に何回もその相手が浮かぶ。
自分の非を、誰かの非を、本人の気持ちを人間性を。事実をしっかり受け止めようと納得いくまで考えます。

自分が100悪いと思うことはまずないですが、もしもいつか。
山本が僕に言えずに辞める時が来たら、その時は僕が100悪いと思って受け止めるように思えています。

その時の山本がどんな理由で辞めるせよ今からそう言える。

僕にとって山本はそういう部下です。

自分の中での存在をすごく正確に言うと、部下であり、友達であり、家族のような存在。

今まで似たような存在もいなかったし、きっと山本のような部下はこの先一生現れることはないんだろうなと思っています。

彼がいなかったらELENAはオープンすらできてないと思うので、ELENAの陰の功労者は山本ですね。

娘の成長、自分自身の展開、そして不器用すぎる彼が、これから今抱えている多くの課題を乗り越え、いつか心から笑って過ごせる日が来るのを見届けるのが僕の人生の3大テーマの一つだと思っています。

出来ると強く言い聞かせて、やれ。
頑張れ。


雄太について荒いので、やっぱり少し書きます。
というか最初からそのつもりだったので、この展開が読めていた方は僕の事を理解してくれていると思うので、もしいたら教えてください😢

山本が仕事で繋がりがあるのに対して、岸は完全にプライベート。
ELENAでも週6頑張って働いていますが、後輩が店出したら手伝いに来てくれた感がなぜか自分の中で抜けません。

何を注意しても「あっ!」から入るおとぼけ感。

目はとろんとして、声は小さくかすかすになっている中での「眠くないですよ」の適当感。

「俺もそう思ってました」と3回に1回は僕が発言した後に一言つけてくるコント感。

おい!ふざけんなこのやろう!!!
と書きながら思い出して腹が立ってきましたが、そんな雄太は誰よりもいい奴です。
こんないい奴人生にいたかなあ?と他が浮かばないくらいに。

ELENAの女の子が、前職の人たちが、お店に訪れる多くのお客様、学生時代の友達が、皆心ひとつにしてそう言える稀有な存在です。

山本が不器用すぎて可愛い
であるならば
雄太は素直すぎて可愛い

どれだけミスがあっても、全く憎めないのが雄太かなと思っています。

唯一僕らの中で大卒だろうと
「宅建持ってます」と言われようと仕事が出来る人間ではない。
初めて会った時から今日まで変わらない現実ですが、雄太にはそれを補うだけの人柄がある。

仕事が出来ない。人間ではない
仕事が出来にゃい。みたいなのが雄太


「目標がないです。」とはっきり、何のためらいもなく言い切るので、そこさえ作ればこれから急加速でやってくれるんじゃないかなと思います。思いたいです。

仕事熱心な山本。

勢いはあって感情的な野﨑。

金がなくてもパチンコだろうが飯だろうが洋服屋だろうがどこへでも着いてきてれる雄太。

ここ数年で一番会話が少なかったのが雄太でしたが、この一年は一番話したのが雄太でした。

前に本人にも言われましたが、僕の事を話しやすい近所のにいちゃんくらいに見てるので
この先雄太が変わるかどうなるかわかりませんが、雄太がいてくれることはELENAにとっての強みであり、”人は財産”の一角であることに変わりありません。

山本とは違って雄太が僕に言えずに辞める時が来たら、その時はぼろくそに言うと断言できますが、願わくばそういう日が来ないようにしていきたいと思います。

雄太はELENAの女の子たちが大好きで。一番楽しそうに働いていて。
そんな雄太を見ているのは時にイライラでもありましたが、”人の喜び楽しみ”をテーマに作った僕としては嬉しいことでもありました。


『優美ちゃん』
どこに書くべきか少し迷ったのですが、今年のブログは最後が優美ちゃんが一番しっくりくると思って最後にしました。

先日優美ちゃんにはこんなラインを送りました。

「俺にとってエレナを出してからの最大の幸運はゆうみちゃんの入店と思ってる。

ゆうみちゃんがいることはとても大きい。」

本当に心から出た言葉で、今年のMVPは満場一致で彼女で決まりだと思います。

今思えば、面接初日からそれは決まっていたような気がします。

一番、自然に笑って話していたのが優美ちゃんな印象。

だいぶ粗削りではあるけども、とても素敵な女の子の一人。本当に。だいぶ粗削りではあるけども。

先日知ったエピソードを一つ。
ELENAの近所に数少ない付き合いのあるお店があります。

僕は普段飲みに行かない人間ですが、さすがにそちらへは行かねばとママの誕生日あたりに雄太とお客様とシャンパンを開けに行きました。

優美ちゃんも個人的に可愛がられており、その数日後に行ったそうですが、シャンパン+プレゼントをくれたのだと後日そこのママから聞きました。

自分が足りなかった部分を、形式的に捉えてしまった部分を彼女は誰に言われるでもなく当然のこととしてやっていたことに驚きました。

その話は優美ちゃんを物語っているような気がしました。

”この子が一番、人を、繋がりを大事にしてる”
そう思える場面は沢山ありました。
もちろん、だいぶ粗削りではあるけども。はしっかり付きますし、視野の狭さは課題の一つだとは思いますが。

それでも自分が強みに思えてるもの、大事にしてる部分で負けたという事実は、僕にとってとても嬉しい出来事でした。


めいが限りなく完璧に近いから愛されるとするならば、優美ちゃんは不完全だからこその一生懸命で愛される。
どちらが良い悪いではなく頭一つ抜けた人気の女の子二人の在り方がそれぞれ違うのはELENAの一つの魅力なのだと感じています。

この先いつか辞めて何をするにしても、彼女らはきっと成功するでしょう。
1人でも多くの子がそう思える働き方をして、いつかの将来に繋げてくれるのは僕のモチベーションの大きな部分です。

価値観割れる説でしょうが
”この世に存在するすべてのものは数字で表すことが出来る”
この説に僕は肯定側の人間です。

みんな同じだけ頑張った!はありえないし、期待度も求める形もそれぞれです。

その上で一番頑張った人間が、一番喜びそうな形を考えた結果、今回の順番はこれに収まりました。


”水商売は結果が全て”
ただし”その過程は当然見なければならない。”

20歳の学生には厳しい価値観かもしれませんが、それぞれのベストを出し切ればそれでいいし、もっと自分らはいけるはずだっていうのが今の感触です。

思った以上にめちゃくちゃ疲れたので、2度とこの形のブログは書きたくないですが、いつか違うMVPが現れることを楽しみにしています。

スタッフよりも多い、月31日出勤の子を退けるのは相当大変でしょうが、出勤が多いから=貢献度が高いではないですからね(笑)


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