2023年の終わりに始まりを想う

31日のブログは僕が書こうと思っていたのですが、上げるように言っていた山本、岸が上げる気配がないので、（二人は僕より疲れているので仕方ない・・・とは思わないけど）待ちきれず一気に4つ書いて只今の時刻12/28　午前7：45。

年末のこんな慌ただしい日に誰が読むもわからない
ブログでなぜこんな疲れにゃならんのだと思うところもありますが、最後の力を振り絞って書き上げようと思います。


数週間前に最後の日に何を書こうか考えた時に、浮かんできたのはHPの文言でした。

”お店の始まりは何年も抱えてきた”島根の夜が寂しい”からでした。
灯りが無くなる、音が無くなる、人や車がいなくなる。
本当に自分が来ることを喜んでくれる場所が見つからない。
そういう想いを抱えている人はきっといるはず。
だからそういう場所を自分が作ろう。
これがお店を立ち上げる始まりでした。”


”島根の夜が寂しい”何年も抱えてきたそれを一切感じない夜が何度もありました。
良いことも悪いことも、甘いことも苦いことも全部あった半年でした。

思い通りにいかないことの方が断然多かった。
それでも綺麗事のようですが、僕個人としては寂しさを感じない、それが全てに思えるようなところもあります。

僕が知らなかっただけで
島根にも素敵な女の子が沢山いる。
島根にも素敵な男性が沢山いる。
一つの場所に集えば、こんな静かな街の小さなお店でもこれだけのエネルギーや活気が生まれる。

何も完成してない、成し遂げてない現状に変わりないですが、
一番知りたかった核心のようなものを多くの人に見せてもらえたことがELENAを出して一番嬉しかった出来事だったと思っています。


僕が好感を持ち、深く話すことがあったお客様の多くは皆さん同じようなことを言われます。

「人として付き合うことだ」「心で付き合うことだ」
年々薄れていっていると思い込んでいたものを、ずっと大事にしている人はこの時代でもちゃんといる。
それが知れたことが何よりでした。

「高い！」と言われることもあるし、「つまらん！」と言われることもあるし、賛否両論あって当然なのですが、
僕がこんな性格なので、キャストとスタッフでうまくバランスはとれているお店ですが、万人受けはきっとこの先もしないのだと思っています。

接客、プロを求められるとやっぱり力不足だし、かといってそこを目指すとどこにも勝てない。
その上「この素人らしさがいいんだよ！」と言われるお客様が大勢おられる。

僕は「引き寄せの法則」というものを大事に考えている人間で。

人が人を引きよせると思っています。

スタッフも、キャストも、そしてお客様も。

全てにおいて、文句なし！ってことは絶対にありえませんが、
全てトータルして見ると、どこを切りとってもこれだけ好き嫌いがはっきりしている人間が好きと思える人と出会えたことはありがたいことだなと思えます。
出会いを楽しめた半年でした。

自分の気持ちに、未来に真っすぐ正直で在り続けよう。
お店の方向性はこのままでいい。
あまり強くない人間なので、これからもみんなに支えてもらいながら楽しんでやっていこうと思っています。


皆様、お世話になりました。
言葉で伝えるのは難しいですが



長くはないですが、今の気持ちを表すならこんな心境です。

良いお年を！