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佐藤

それぞれのブログを読んで、自分が部下だった時を振り返る。

スタッフブログ:2023年07月24日 07:07の投稿「それぞれのブログを読んで、自分が部下だった時を振り返る。」

皆のおかげで、溜まっていた仕事に目途が付きました。

自分のことを語ってくれて、ちょっとうるっとしかけたところもあったけど、厳しく見るとやっぱりまだまだと思ってしまいます。
そのブログのままを店に立っている時に出せていない。あいつならこんな風に書くだろうなという予想を超えてはこない。
次回書くときはそういうものを意識して書いてほしいと思います。曝け出していこー


最近お客様と話す機会が少しずつ増えました。
その中で、お客様はELENAを僕のお店として話されますが、僕は決まって”自分たちのお店”と言うようにようにしています。

謙遜ではなく本当にそう思ってるから。
皆が居なければ立ち上げることはできなかったからです。
思ってもない、事実じゃないことを話すのって好きじゃないんですよね。とてもこそばゆい。

企画や概念では先頭に立ったかもしれませんが、その他のことはほぼ任せ何か月も僕はだらだらしていました。
本当に無駄な時間を積み重ね、とてもこれからお店を出す人間の動きではなかったと思います。

ブログは、お店は、僕が代表者だというだけでありそれぞれのものであるはずで、そこの弱さが今お店に立っている人間の表情やブログに表れてしまったのは少し残念な部分でした。

ここから僕が誰かの部下だった時の話を少しさせてください。

26歳で僕は自分の仕事観を変える上司に出会いました。

優しくて面白くて強くて、いつも夢を語る熱い人で(有吉的につけたあだ名は”小太りドリーマー”「小太りなのにそんな夢語る!?」と言ったら「いいねそれ」と笑ってくれました)、野﨑が好きだという僕はその人からの影響があるのだと思っています。

出会った頃、僕はとても弱い人間でした。
「自分は弱い」「僕は繊細です」その言葉を盾にいつも自分を守り、嫌なことから逃げ続けてきました。

人に嫌われるのが怖い、うまくできない仕事はしたくない、人見知りをするから知らない人と絡むのは極力避けたい。

その人はそんな僕の愚痴をいつも聞いてくれ、うまくいなしてくれていました。

そんなある日、深夜まで働き、飲みに行き、職場で泊まり込みをしていて電気を消してまで僕が「Aちゃんが僕のことを嫌いみたいなんです」「僕にだけAちゃんは愛想悪いんです」といつものように延々に女々しく愚痴っていたところ

「じゅんちゃん、強くならんと!!!」と一括されました。酒も入ってたし、眠かったんでしょうね。(笑)


自分は弱い。自分は繊細だ。だから仕方ない。
それまでずっとそればかり考えてきて、自分が強くなろうとは驚くことに一度も思ったことがなかったのです。

その日から少しずつ変わり始めました。また怒鳴られるのが怖かったのも込みで。

愚痴をこぼすことは減り、その代わり溜まった時はわんわん大泣きしたりもしましたが、あそこが自分の転機の一つでした。

数年後、その上司がグループのトップに「この子のいいところは何?」と問われた時に「素直で、従順です」と即答していました。

僕は従順と言われたことがとても嬉しく思いました。
そうあろうと思って働いていたからです。

※そのトップは「まずは一流の使われる人になりなさい。次に自分の一流の部下を持てる上司になりなさい。そしてそれらを統括できる存在になりなさい。」
と言われていました。

”従順”という意味を当時の僕と、今僕の下にいる彼らとでは捉え違えているのかなと思います。

僕はその人のために働こうと。その人が望む自分になろうと思いました。
求められたこと以上の結果を出して、褒められたい!驚かせたい!そう思ってきました。

今僕の下にいる彼らは理解もせずただ、「はい」「わかりました」と言っているだけ。






古い漫画の言葉ですが、僕は10代の頃に読んだ”何かに負けたのでしょう”というとてもシンプルな言葉をよく思い出してしまいます。

食欲に負けて太る。睡眠欲に負けて今日すべきことを明日にしてしまう。嫌われることや失敗を恐れて言うべきことが言えない。

そして今、緊張に負けて、うまく笑えない。

かっこつけやしっかりしようが勝って、仕事が楽しめない。

僕の言葉に「はい」「わかりました」というだけで理解してない彼らは従順ですらないレベルにいます。
自分たちの中では従順だと思っているのでしょうが。

求めることにまっすぐに、従順であってほしいし、自分のお店として同じ価値観で働いてほしいと思います。


自分たちの価値観に賛同して働いてくれる若い女性たち、自分たちが良いと思ったものを受け入れて楽しんでもらえているお客様。

それを目の前で見れることはめちゃくちゃ楽しいことなんだって、オープンしてまだ一か月も経ってない日々の中でも僕はそう思えています。

まずはそこから。とにかく楽しもう。

また彼らがブログを書くときに、それを意識して書いてくれることを楽しみにしています。

Ps.kyoko.は最初のブログに指摘したことをすぐに理解して2つ目のブログを書いてくれたどー 明日上がるどー


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