STAFF BLOG
2月頭にあった出会い＋最近見たショート動画からこのブログを書くことにしました。
余談が多いのでご了承ください。
まずは自分の友達遍歴から。
保育園から小学6年生まで男子4人/女子15人、1クラスという田舎の偏りある年代に生まれ、男子の友達っていうものに苦手意識がありました。
仲が悪いわけではないけど、3人の中に趣味嗜好や気が合う子がいなくて、なんか合わせ合わせ。
友達ってこんなもんなのかな？
あんまり必要ないかな？
なんとなくそんな価値観が生まれ。
中学にあがり、4つの小学校から集まったので少しだけ幅が広がり。
中学1年生から高校3年夏まで、5年半、一応『親友』ということにしていた同級生がいたのですが
さよならする数週間前の夏休み、突然欲しくもなかったジッポを20日後の僕の誕生日プレゼントとして渡されて「俺の誕生日プレゼントはグッチのストラップを買ってくれ」と言われました。
どっちもいらんけど、まだグッチのストラップの方がマシでなんだこの話？ともやっとしたのと、
島根の田舎町でアルバイトしていたところへ、広島からの観光の超美人ギャル（今考えてもルックスだけで言えば僕の人生でトップ3には入る子だったんですが）に逆ナンされ、浮かれて広島に遊びに行くと「男として見れんわ」とあっさり振られ（あまりに幼稚すぎた、経験不足で）天国から地獄の気分の中で、多分イラっとしたんでしょうね。
余裕がなくてか腹立ってか今までとぼけて誤魔化してきた一つの事実をあっさり言うとそれが彼の中では深い傷、或いは怒り、憎しみに変わり、そうとは知らず夏休みが開けてストラップを渡すと奪い取るように受け取られたのが最後でした。
翌日話しかけると無視されて、そこで、昨日の受け取り方はそういうことね。と悟ってそれっきり。
なんとなく”その時一番の友達”であって、きっと卒業したらそんな付き合うこともないだろうと思っていたのでそれほどショックなことでもなかったのですが、2人しかいないと思っていた1人とそうなり、拍車をかけて男友達というものに苦手意識を持つようになりました。
あまりできない。
できても長く、うまく付き合えない。
（だからなのか）好きな女がいればそれでいい。
いつしかそんな価値観が固まって、友達という存在は頭の隅の隅に押し込んでしまうようになり。
割と誰にでもあるはずの友達という存在が自分の中で宇宙の中の一つの惑星くらい遠い存在になってしまっていました。
島根に戻った35歳くらいですかね。
その価値観を変えてくれたのは山本だったような気がします。
自分の失敗や悪いところの原因を突き詰めた一つの答えと”なんかこいつは失ったらいけない気がする”という存在であってくれたことが重なり、そこからようやく男を大事に想う幅に変化が始まるようになりました。
ただ山本が山本なのでそう思えたわけで、やっぱり大半は自分には基本必要なくて。
そこから先も友達は1人2人できたかできてないのかくらいだと思うのですが、大人になると「俺ら友達だよな！」なんてセリフはお互い言わないので、相手が友達と呼べるかがわからないし、なんせ何十年も不要として生きてきたのでいまいちそこら辺がわからない。
よくわからない＝ストレスなんですよね。
自分の事は特に。
そんな中で、2月に入ったばかりのとある日。
知人のお父さんに会う機会があって一緒に食事をしたところ。
帰り際に
「もう友達だと思ってる。」
『え？友達ですか？(笑)』
「僕の中では酒を飲んで（僕は一滴も飲んでないですけど）楽しければそれで友達♪」
あまりに自分の中にない価値観に驚きました。
10歳離れてる方と、人の親とたった一日で友達になるって感覚ってないじゃないですか？
すごい友達ということに対してフランクに考えられる人だなーとそれがなんとなく頭の中に残るようになりました。
先週は風邪をひいて家でおとなしくしていました。
熱があるわけでもなく、喉が痛いのと鼻水が止まらず、どうやら全国的に流行っているらしいので移さないようにしておこうと。
動画を見漁っていたところ、それが誰の動画だったかも覚えてないのですが、出演者それぞれの友達の定義について話す動画があって、その中にすんなり入ってくる一つがあって、友達×友達と２つ重なったので、今日は友達についてのブログにしてみました。
そんなわけで答えてくれそうな数人にラインしてみました。
（お題：）あなたにとって友達の定義とはなんですか？
僕の中にすんなり入ってきたそれと重なる人はいるのか。
（ちなみにもったいぶるほど斬新なものではありません。ただそう思ったことも聞いたこともなかったなというだけで）
基本正解がない答えなので、他にも面白い意見はあるのか。
ついでにブログにボリュームを・・・。
明日はそちらから続きをお話しします。
僕と友達となったお父さんはこんな感じでしょうか。
