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私は元々お酒が飲めませんが、一応何度かは知人や先輩にバーやスナックへ連れていかれることもあり、その時から抱いていた印象のひとつとして”ポッキリ”はボッタクリの隠語かな?と、そこそこにアングラなイメージしかありませんでした。
歌舞伎町などを歩いていると
「おにいさん!3000円!どう!?」
と言われついていくと絶対に3000円では済まない。
なのでなぜポッキリが毎回違うと判っていながら誘われるのか、その意味を深く知ろうとも思っていませんでした。
なるほどな、キャストドリンクやら指名やら…と気づけたのもELENAのお陰ですが別にそんなことでELENAを立てようとしたつもりではございません。
働き始めて早二週間がたった今、徐々にではありますがラウンジと言うものに対しての価値観(元々無いのですがキャバレーに置き換えてみて)はガラリと変わったと思います。
システム云々の話ではなく、仕事に向き合うキャストの姿を見て思いの外、誠実であるということ。
佐藤からも、キャストだけでなくお客様全体を見渡すように言われております。
私は正直なところ、三日目辺りから地獄を意識して参りましたがそれは恐らく佐藤が関与していた為と思われます。
(佐藤曰く、おまえには誰より厳しく躾けて根性鍛えなおしてやるということですが、、)
そこが過ぎて今にして気づけたことは、甘えていたのだろうと痛感しました。
頭ではわかっていても行動が伴っていなかったので納得はしております。
その姿勢から叩き直されている真っ最中ですので、まだまだ目に余る行動は取ってしまい兼ねません。
それでもさすがに初週に比べれば多少は周りが見えるようにはなってきたかな、と…
とは言え自信も判断力もまだまだです。
意識して動くことにまだまだ勉強中の身ですがどうぞ宜しくお願いします!
脱線してしまいましたが、ELENAというお店についてですが、序盤に一番抵抗があったのは、キャストさん、お客様全て含めた人と接することですね。やはり。
コンビニアルバイト歴18年は伊達ではございません。
人との関係性をなるべく遮断したい者が集まる場で(多少偏見が過ぎますが)、もちろんその方が都合が良い方も大勢いらっしゃいますし、なにより自分もストレスフリーで長期滞在させてもらいましたし。
コンビニ自体否定するわけでは無いのですが、そこから出た後、が大変ですね。
無知が社会に対峙しようとする恐怖は他に言い表せません。
そんな中、まずELENAの先輩の雄太さん、まるさんがそこはかと無く優しく、救われました。
まだ数人ではありますが、お客様とも何名様かお話しさせていただきました。
キャストさんもこれまた数名、探り探りにお話する機会もあり、皆さんの温かさに胸が詰まる想いです。
蔑まれても仕方ない人生、こんな環境を創りあげ提供してくれた佐藤にもまた感謝です。
ラウンジのボーイ、まだまだ浅い水面上を歩いておりますが、この先水面下に潜っていけるよう精進すべしと気構える今日この頃でございます。