STAFF BLOG
先週の土曜日の営業中の出来事。
良く来ていただくお客様が僕がかけていた眼鏡を試着して気に入られて「俺も買う!」ということで翌日付き合うことになりました。
余談ですが僕は眼鏡が好きなんですが
EROS シャルマン EE22930 ブラウン
アウトレイジの加瀬亮さんの眼鏡と
キングヌーの常太くんからの影響があるかと思います。
時々眼鏡をかけているだけで、輩だとかチンピラとか言われるたり思われたりすることもありますが、眼鏡は眼鏡。あくまでファッションにすぎません。
アウトレイジがヤ〇ザ映画なだけで、加瀬さんがヤ〇ザ役なだけで、眼鏡はヤ〇ザブランドというものはないのです。
ELENAの近所のご飯屋さんのママは70代でぱっと見僕と似たような眼鏡をいつもかけられていて、オシャレな方だな〜と思うのですが、そういう自分にない価値観だから悪とか、先入観や思い込みからの決めつけみたいなものは時々悲しくなりますね。
話を戻しますが、そのお客様は60代の方で、そういう偏見がないんですね。
いいね!俺も買うわ!
と僕が行くお店に一緒に行って、5本くらい試着してその中の一本を買われました。
お客様と休日に、それも昼間から絡むことは初めてで、しかも結構年齢差がある方でその車内は少し新鮮な、いつもと違う会話が飛び交いました。
その中で
「Tさん、休日は何をされるんですか?」
『もう何回も観てきた映画を、繰り返し見てるよ。ラストシーンや好きなシーンだけ。新しいものも観るけどそういう時間が俺は好きだな〜』
僕もなんとなくわかる気がします。
一番好きな映画は何かと考えるとぱっと出ませんが、一番何度も観た映画は何かを考えるとぱっと浮かびます。
オーシャンズシリーズですね。(8は除きますが)
(みんなメガネ、サングラス)
第一作のオーシャンズ11は2001年の映画。
23年前、ちょうど今ELENAで働く子たちが生まれた頃の映画です。
まあすごい簡単に言うと悪人ではない泥棒団。
しっかり結果を出すルパン三世が11人から13人のチームを組んでるみたいなイメージですかね。(笑)
今見てもオシャレでクール。
ほんといちいちオシャレなんですよね。
世の中には”かっこいい”がその時代その時代に沢山あるけど、”かっこいい”のベストを選ぶなら僕の中ではこの時のブラピが一番かもしれません。
そして最初に1回見ただけではわからない細かい描写や面白さ。深みがあります。
12は最初観た時は、かなりがっかりしたけど、今では好きな映画の1つと言えるようになりました。
そんな中で今日書きたいことは第三作13のストーリーについて。
-ストーリー解説-
オーシャンズ(主人公オーシャンとその仲間たちの意味)の1人であるルーベンは、業界屈指のホテル王ウィリー・バンクと手を組み、ラスベガスに建つ巨大ホテルの共同経営に乗り出す約束を交わしていた。(ホテルとカジノがセット)
しかし、突然バンクに裏切られたルーベンは、ショックで心筋梗塞を起こして倒れてしまう。
やがてルーベンが危篤状態になったとの報せを受けて集まったオーシャンたちは、バンクに対する壮大な復讐計画を開始する。
そこで何をするかというと
業界屈指の防犯防止の最新システムを強引に狂わせ、3:20秒のシステム停止の中で自分たち、そして全く関係ないお客を巻き込み一斉に5億ドルをゲーム上で勝つこと。
その為の細工、準備は地味ですが大変念入りに用意されています。
5つ星ホテルに送られる宝石を盗む、ラストはその計画のために巻き込んだ不運を見舞ったとある人物に1100万ドルスロットで出るよう仕向けたところで終わります。
こんな痛快な【壮大な復讐計画】は他に浮かびません。
ただお金を盗むわけでもなく、脅迫や暴力や殺人などではなく、多くの人を幸せにしながら、自分たちにとって大事な人を追いこんだ1人に復讐する。
カジノのオーナー側に立てばそりゃ大変だとは思うけど、その人も破産するわけでもないし、命に支障はないし、自分がしたことの代償として、どでかい失敗として刻まれるだけ。まあ嫌なやつだし、しゃあない!
復讐したい相手は特にいませんが、多くの人を巻き込んで大きなことをするという部分にはとても惹かれるものがあり、スケールは真似できないけどその思考路線だけはブラッシュアップしていっていつか何か形になればな〜とは思っています。
その時「ELENAがあったから・・・」と言えたら最高ですね。
Tさんは眼鏡の前に僕が通う洋服屋で試着した一着目のパンツも買われて。
店長も喜んでたし、Tさんも「インスピレーションでこれはきた!」と少し興奮されてて。
人と人を、喜びを繋げるとか、人に感謝されるってプライスレスで気持ちがいい。
何も買わないついて行っただけの日曜日でしたが、その日がなかったらこのブログも書いてないだろうし、一ネタもらえて僕もTさんに感謝です。