STAFF BLOG
先日20年ぶりに再会した地元の同級生との交流が再開して数日。
「あれ?こんなんだったっけ?」というくらい上から来ます。
10歳の頃「じゅんちゃーん。今日家に遊び行っていい?」って言っていたのが
月日が流れ40歳になったら「どんだけ接客、下手なん?」みたいな。
別にいいんですが、彼こんなキャラだったっけ?こんな上からの関係だったっけ?という違和感。
僕は再会を避け続け、彼はしつこく求め続け、LINE教えてとしつこく言うから交換したのに、その2日後には上から上から。
まあ半分以上はネタみたいなもので別の部分では僕がマウント取るんで、お互い様なんですが。
色々話す中で「なぜ○○なのに、そんな上から来れるの?」と煽り半分で聞くと、「同級生なんだから上も下もない!」と返します。
そこで「じゃあ○○して実家に戻らない、戻れないAも、危ないところから大借金してぼろぼろらしいBもあなたと同じレベルってこと?」と問うと「あいつらは下だわ!」と返します。都合よく使い分けてるのか、ボケなのか最早わかりません。
そんなことを考えながらいると、一つのショート動画に行き着きます。
【名言】カズレーザー「比べること」
短い動画なので是非見てみてください。
その同級生も、僕の子供も、田村も、キャストも、色々性格が違う中、皆が納得、同意と言ったのできっとこれは正しいのだと思うのですが。
最近読んでいる本の中に「まず、事実を受け止めること」とあり、あーそれをよく口にしていた時期もあったなと、少しこれまでを振り返りました。
僕が、ELENAが比べること、比べられることから逃げていたかなと。
どこかに、言い訳を残しておきたい。
どこかで、別に本気じゃないしという建前を用意しておきたい。
うまく働けない、うまく人と関われない自分をどこかで正当化していたい。
弱さにうまく向き合えてなかったような気がしました。
そのタイミングで思い出したのが
数年前に一緒にいた女性が「私は比べられるのが嫌いです」と言われたエピソード。
その子には二人の子供がいて「私は下の息子が可愛い。下は可愛いけど、上は元旦那に似てるからうまく愛せない」と言っていて。
「自分は子供を比べるのに、自分は比べられるのが嫌なの?」
「世の中には大概のものに値段差があり、ランキングがあり、こんなに比較すしたりされたりする世の中で、自分だけは誰とも比較されずに生きていけるの?」
と聞いたことが記憶に残っています。
ELENAで一番頑張っていること、たまにしか出ない一番頑張ってない子を”同じELENAの子だから”と言って同じ目線で見るのは無理があるし、比較される中で生きていくしかないんじゃないかと。
比較しない事よりも、比較してネガティブにすることよりも、比較して現状を受け止めた上で”さて、どうするか!”を大事にしたいなと思うのが僕の考えなのですが。
メンタルが弱っているときは、もちろん比較されて悪い方に言われたら悲しいし、でも!ってすり替えも言い訳もしたいけど、今はもう大丈夫。
昨日やる気になって、早速怒られたばかりなんですが、切り替えよ!次に生かそ!ってポジティブにいれてます。
先日プチ面談の中で「私はお客さん呼べないし」って大泣きした子がいたんですが
「でもこんないいところあるじゃん!」ってフォローするよりも「そうだね。じゃあ何をして、何を変えていこうか」って話をする方が僕は好きなんですよね。誰でも言えることを言いたくはない。その子が泣いたはがゆさを無難な言葉で交わして無駄にしたくない。
「でもヘルプは誰よりうまいじゃん」
「でもこんなお客様には可愛がられてるじゃん」
もちろんその子にはその子の良さがあって、必要だから此処にいるわけですが
フォローするだけではその子の悩みの本質が変わらないから、その子がずっと苦しいまま。
「そうだね。」ということで「ひどい!」と嫌われることもあるのかもしれませんが、そこは雄太とおまけ程度に田村を信頼して僕は僕が言うべきことを言っていこうと思うのです。
冒頭に話を戻しますが、その再会が無ければこんなブログは書いてないだろうし、昨日今日で感じている反省点も気づかないままいたかと思います。
嬉しいとは違いますが、腑に落ちないとこも全部ひっくるめて大事にしようといったところですかね。
その同級生も、僕の子供も、田村も、キャストもにも納得されたショート動画でしたが、思うところがあり、公開前にタイミングで送った元嫁には「30点」と言われたこちらのブログ。そう来るとは思わず「げっ!」ってなりましたが、一抹の不安の中で「まあしょせん自分ごときが書いたブログが大した影響があるわけでもないし」とりあえず土曜日に予約してみようと思います。
今、何か言えばパワハラセクハラと叩かれる時代のようですが、今は無名であることを楽しめる時期というおかしな世の中ですね。
-あとがき-
名古屋からの帰り道、田村が物欲がないという流れからそんな話をしていました。
佐藤「おまえは同級生を上とか下とか見る?」
田村「そんなことはありません」
佐藤「大谷翔平が同級生だとしても?」
田村「もちろん同じです。」
佐藤「大谷翔平がスポーツカーに乗って現れ、おまえは親の軽に乗っていく。何の悪意もなく”田村は車はなに乗ってるの?”と聞かれたら?」
田村「そこはまあまあと。「察しろよ!」と言いたいですね。」
佐藤「それが無数にあるおまえが同じと言えるのはいかついな」
完