STAFF BLOG
みなさんお疲れ様です
田中田です。
みなさん、コーヒーはお好きですか?
田中田は1日に10杯程度飲みます。
朝、昼、夜、関係なく飲むので杯数が増えます。
そのうち、3、4杯はハンドドリップで淹れて飲みます。
ハンドドリップで淹れるようになってからは、あれほど、うめぇな、と思ってたネス◯フェゴールドブレンドのコーヒーさえ、ちょっと敬遠しがちになります。
あ、ああ、、、別に、人に出されたゴールドブレンドも缶コーヒーだってなんだって普通に飲みますし、ワシゃあーコーヒー通なんだぜ!って話がしたいわけじゃありません。
コーヒー豆にそれほどのこだわりがあるわけでもなく、豆の知識やコーヒーにまつわるそれらもそんなに詳しいわけではないです。
と、まぁ、そんな感じではありますが、田中田にはハンドドリップでの淹れ方を教えて下さった師匠がおりまして、先日その師匠のお店に行ってきました。
久しぶりに師匠とご対面し、厨房に入らせてもらってコーヒーを淹れさせてもらいました。
言わば、定期の免許更新ってやつですw
その実技中に師匠が、
「田中田さんは淹れる時に何を見てますか?何を考えてますか?」って質問されました。
なので、僕は「豆の膨らみ具合とお湯の注ぎ量に集中してます、あまり何も考えずなるべく無心で淹れようと心掛けてます」と答えました。
師匠はそれに対して何も言わず、ふむふむと頷いてました。
師匠はいつもそうなんです。
ただ、質問してニヤニヤしてるだけで、それに見合う答えらしいことは言うてくれません。
ただ、今回は帰り際に師匠が、
「田中田さん、もっといろんな人にコーヒー淹れてあげるといいよ」
と、言うてくれました。
「はぁw」ってな感じで笑ってそのお店で別れました、、、、が、帰りの車の中で僕なりの答えがズババババァーンと降ってきました。
Q 何を見てますか?
A その場、その空気、飲んでくれるその人をちゃんと見る。
Q 何を考えてますか?
A 目の前の人のために、
おいしくなーれ
おいしくなーれ
お店というお客さんがいる場で淹れさせてもらって、なんかそう思ったんです。
帰って、師匠にお礼のメールと、その僕なりの答えを伝えたところ、親指のマークのスタンプが1個帰ってきました。
実際、ハンドドリップのコーヒーって同じ味を均一に毎回出すって難しいです。なるべく均一に同じ味を出すために技術があるんですが、そこは、その豆でそのコーヒーが美味しく飲めるようにする淹れ方。
言わばスタートライン。
飲んでくれる人がいるのであれば、その人が美味しいと思ってくれるコーヒーの淹れ方。
スタートラインからの先がソレ。
おいしくなーれ
おいしくなーれ
本当に美味しいコーヒーってのは"場"にあるのだと。っていう解釈に落ち着きましたw
毎度、住職と小坊主のようなやり取りが田中田には心地よく、師匠には感謝感謝です。
と、いうわけでーー
美味しいコーヒーの淹れ方は、彼女が彼氏の為にカレーをコトコト煮込むときのおいしくなーれ、おいしくなーれと同じです。
知らんけどw
世の中美味しいカレーもコーヒーもいっぱいありますが、目の前の人の為を思って作ったやつが1番うめぇ。
※スタートラインには立ててる前提でw
作る方も、いただく方もそれがなんか幸せ。
とどのつまり、、、愛やなー。
それでは今日はこの辺りでー
みなさん今日も素敵な1日をお過ごし下さいませー