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STAFF BLOG

佐藤

自己満の世界、その先

スタッフブログ:2024年12月19日 07:07の投稿「自己満の世界、その先」

最近、家で田村がとある方の絵を描いておりまして。

本当は誕生日に渡したかったのですが、それには間に合わず、なんとか今年中に額装して渡したいと合間を縫って描き描き。

僕から見たら上手に描けてさっさと額装してしまえばいいものを、黒いドレスを鉛筆を変えまた黒く塗り塗り。

描きだす前と描き終えたところの変化は素人目にはわかりません。

そこで一言「意味があるの?」⇒『自己満の世界ですね』

(補足として田村は絵の専門学校を卒業しております。デッサンは定評あったそうですが、それを活かすことなくフリーター街道まっしぐらで、此処に繋がるか〜とよく話しておるところです)


自己満かー。

人にはそれぞれ自己満があるよなー。

合理的になっていく社会の中で、自己満の追求、貫きも面白いかとなぜかそのシーンが頭に残りました。


というわけで今日は自己満をテーマに。

ELENAは日払いは最大1万円までと定めてあります。

各種バックの計算がとても営業後では難しいのが一点。

全額日払いにして、お金が残らないような使い方をしてほしくないのが一点。

あとは頑張った子が、翌月の給料日にある程度の金額を受け取ることで「頑張った!」とテンションが上がったり、或いは奮起してもらいたいのが一点。

全額日払いのお店も多いと聞くので、不満が出るかと当初は思っていましたが、誰も不満に感じてないのが、僕がELENAの子達の好きなところの一つです。


毎日、売上を持ち帰り計算するときに、時給の残り+各種バック分を袋に入れます。

僕はその時、綺麗なお金をキャストの給料用に残して、折れたり汚れたお金を僕や田村の財布から両替したり、お酒の支払いや消耗品などに使うようお札分けが趣味みたいなものになってるんですね。酒の仕入れがある度に、何度も10万束をほどいて、なるべく綺麗なものと入れ替えて。A型だな〜と思います。

求めてもないけど、誰も「いつも給料のお札、綺麗なものしてくれてありがとうございます!」だなんて言わない。多分気づいてもいない。でも適当に入れて「きちゃな!」ってなることは防げる。それでいいと思うんです。

綺麗な1万円も、折れ曲がった1万円も同じ1万円。

ただ、手渡しの価値を高めたかったり、「頑張ったなー」っていう想いからそういう行動になったんだと思うんですが、、、これも自己満ですよね。


そう思えば、子供の頃お正月に折れ曲がってないお年玉をもらったとき、ちょっと嬉しかった記憶あるなーと思ったり。

田村の時間を費やした黒塗りを「よくここまで漆黒にしてくれたね!!」とはならないと思うんです。

自己満でも何かに繋がることは出来るんじゃないかと思って、今日はこういう内容にしてみました。

ELENAの若い子たちも、お年玉をあげる機会も増えてくると思いますが、是非これを読んだ子は親戚の子たちにしてあげてほしいですね。


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