STAFF BLOG

おはようございます!山本です!
皆さん勝新太郎さんはご存知でしょうか?
勝新太郎さんといえば、映画界のレジェンド。
ただとても気難しい方だったようで、当時は付き人を何人も変えてきたというエピソードもありますが、その反面「付き人として完璧すぎる男」と言わせた付き人もいたのをご存知ですか?
その完璧すぎる付き人が誰なのか
ご存知の方もおられると思いますが、後半でお答えしようと思います。
まずはその元付き人の方がどれくらいすごい方だったのかがわかるエピソードをご紹介します。
・自宅にお迎えに行く際は、勝新太郎がどれくらいの歩数で来るのか把握し
・晴れてても、いつ雨が降っていいように傘を用意
・歩く道路に石が落ちていないか確認したり、家から出る2時間前には待機
ある日酔っ払った勝新太郎さんがその付き人に少しイタズラを仕掛けました。
「お前、俺の芸風が好きだって言ってるのに、なんでそんな当たり障りがねぇんだよ。
いいんだよ。気が利くとかそんなん。おい、タバコ。タバコ珍しく持ってきてねぇじゃねぇか!」と
運転席をこつくと、その付き人はサッとタバコを出しました。
すると勝新太郎さんは
「いいよ、お前タバコじゃないだろ。さっき酒飲んで、飯食ってるんだから、爪楊枝くらい用意しとけよ。」と言った瞬間、タバコをひっくり返すと爪楊枝が貼ってあったと。
このレベルの気配り、もはやエスパーですよね。。。
さてそんな完璧すぎる元付き人の正体ですが
あの【マツケンサンバ】で有名な松平健さんです。
松平健さんといえば、「暴れん坊将軍」のイメージが強いですが、そんな時代があったとは僕も知った時驚きました。
そんな松平健さんですが、自分自身にマネージャーをつけていないという話を伺いました。
その理由がまたすごい。
それは「自分より気が利く人に会ったことがないから。」
いや、確かに…これだけの気遣いができる人なら、マネージャーの仕事も全部自分でやれちゃいますよね。
松平健さんの気配り力、そして「先を読む力」は、まさに一流の証。
だからこそ、今もなお多くの人に愛される存在であり続けているのかもしれません。