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佐藤

自分の事を一番わかってるのは自分 or 自分は自分では見えない 果たして・・・?

スタッフブログ:2025年10月12日 07:07の投稿「自分の事を一番わかってるのは自分 or 自分は自分では見えない 果たして・・・?」

先月、同級生の友人と近所のお店のバースデイ祝いに行くことがありまして。

そのお店のママが友人を「○○(飲食店)のママもあなたの事は大変すばらしいと褒めてたわよ!(お客様の評判が)」と言われたところ、
そこで終わらせとけばいいものを彼が返す刀で「ちなみに佐藤の事は・・・?」と嬉しそうに尋ねます。(聞かなくていいし、聞くまでもない。)

ママも正直な方なので、「んー、、、まあまあね」と苦虫を嚙み潰したような返答で、彼は嬉しそうに大笑い。(嫌な奴だ!)

”返しがわかってることを聞く”が彼の特徴なんですが、僕はそれがどうも理解しがたくて。
でもそんなこと言うの多分周りにいなくて、ドリフのコントみたいな予定調和みたいなのがやっぱり世の中は好きなんですかね?
素朴な疑問です。

お互い持って生まれた星がそうなのか、比較されて揶揄されるのはよくある場面なのですが。

納得なんです。

納得なんですが、僕はそちらのお店に数回は行ってて、彼は一度も客として行ったことはなくて、其処に少しの忖度はないのかね?
と思う部分もあるわけです。(笑)

いい奴だけど、律儀ではない
嫌な奴だけど、律儀ではある
くらいにならないかね?

人当たりの良さが全てなん?
そんなに人当たりがいいって大事なことなん?
と考えることもありました。・・・まあ客商売する上で大事とは思うんですが、出来ないから仕方ない(-_-;)でとりあえず置いている案件です。

そもそも僕の中ではない価値観で。
僕がELENAに来られてるお客様をちょっと批判して、来られないお客様の誰かを絶賛してたらちょっとおかしくないかなと思うわけです。

傷ついたりはしないし、不快にもならないけど、

自分らしくいるべきなのか

人に好意を持たれるように努めるべきなのか

時々迷いが生じます。


ELENAの子を見ていると大きく2分すると

自分の正解を信じて貫く子と相手の正解を上手に突く子に分かれるように感じています。

人気が出るのは圧倒的に後者。

理想なのは自分の正解が相手に刺さるのが理想ではありますが、それは持って生まれたものやこれまでの経験次第なので、足りてない(自分の結果への満足度が)と感じるならば、やはり後者から入るべきなのかなと思うのですが、これを伝えるのがまあ難しい。

というのもガチガチの前者の子はこういう話をすると、まるでオリハルコンの鎧で武装しているかの如く、今の自分を必死で守ろうと敵視してくるケースもあって。
まあよくある”否定されてる”と捉えるやつですね。(最近、伝え方の問題だというところにようやく着手しだしたところでもあります)

そう考えると上記の話も。
20年前だったら、むっとしてかもなあ。少し拗ねたかなあ。という気もしないでもないので、若い時はそんなもんかもしれませんが、、、


まあまあそういう一幕がありましたと。

それから数日が経って。

オープンした頃からの常連さんが来られるということで、冒頭の飲食店に指名の子が迎えに行きました。

帰ってくると「今度ママが誕生日らしくて。花でも出してあげなよと言われました(笑)」と言ってきます。

1.理解した上で出さない
2.聞いてないていで出さない
3.常連さんの顔を立てるのと、女の子の負担を減らすため出す
4.ママを心から祝って出す

一瞬考えて3を選択しました。
4を選べないところが友人との差なんでしょうね。正直さに命張るみたいな。馬鹿だなあとはよく思います。


一か月前のとある日に。
何度もブログでも書いてきたお客様がいつになく酔っぱらって。

エレナを出て3軒目のお店で
「おまえは目が変わった!付き合い終わりだ!もう来んぞ!!」
と言われたことがありました。

そこのママが
「商売人になったのよ。それって大事なことよ。」
とフォローしてくれて。

僕の本音としては、(いやーただただ病んで目に力が無いだけなんですが)というものでしたし、翌日ラインするといつもの社長に戻っていたので、そこまで気にはしないけど、でも大好きなお客様だったのでその言葉が何度も頭を過ります。

何が変わったんだろうか。何を失ったんだろうか。
何かはよくわからないけど、大事なものを失ってるのはなんとなく感じる。
だって、毎日こんなに悲しいんだもの。

※ブログを書いていると今の精神状態が大体わかります。
今50-70%
10%の時もあれば100%の時もある。
でも書けない時って0なんですよね。今年はやたらそういう日が多いなあと思ってるところですが
その状態で書くと、誰かを不快にしたり、ほとんど伝わらなかったり、一言で言えばマイナスになるから山本には申し訳ないなと思いながら書かない。


答えがいまいち掴めないまま月日が流れ、先日ママの誕生日がありまして、一言お祝いにだけ行こうとそちらのお店に顔出しました。

お店は常連さんでぎっしり。

「ママ、誕生日おめでとうございます(^O^)/」

『まあ、あなた本当にありがと〜!すごく嬉しかったわ!』といつになくハイテンション。
『○○さん(常連)に言われたんでしょ〜?悪かったね💦』

「はい!○○さんに脅されたんで、、、」と一応ボケておくと○○さんはじめ皆さん笑ってくださって。

ママは酔っぱらってたけど、外まで見送りに出て握手して帰りました。

正直大した花じゃないんです。
金額も大したものでもないし、その花を見た時に、7/7の週に届いたどの花よりも綺麗じゃないと思いました。

だけど、ママは最高の笑顔でお礼を言われて。


振り返ると、僕めちゃくちゃ短気だったり、熱くなる人間で感情的な人間はずだったのに、年々落ち着いてはきてて、さらに今年に入ってからそれで大失敗・大反省してそれを直そうと感情を出さないようにしだしたんです。

20歳の頃住んでた家は壁中、穴だらけだったり。
20代〜30代はよく部下とか女の子にもきれていました。

すぐ怒鳴ったりしなくなったのは良い事ですが、その代償として嬉しいとか、楽しいとか、そういう感情も出せなくなってしまって。

大事なことに慣れて、当たり前になっていたのかもしれない。
上ばかり見て、目の前が見えなくなっていたのかもしれない。

社長に言われた目が変わったというのは、きっとそういうところなのかなと、ママの感謝を見てそう感じました。

今は花を送って本当によかったと思っています。
周年や誕生日、僕はそれをほとんどできなかったなと反省もしたし、それが無かったら、前回今回のブログは書いてないような気もしています。


それに気づかせてくれたママに感謝ですが、
願わくばママからの評判が”そんなにいい奴ではないかもしれないが、花は送ってくれる子”になれば最高ですね。


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