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おはようございます!山本です!
皆さんは魂の一撃を生で見たことありますか??
先日、大阪で友人がライブペイントショーをするということで、招待を受けて行ってきました。
彼の作品自体は一度だけ生で見たことがありましたが、実際に描いているところを間近で見るのは今回が初めて。
今回で3回目となるイベントで、さらに今回は初めて和太鼓とのコラボをするということで、かなり楽しみにしていました。
会場に到着して彼を見つけると、向こうもすぐ僕に気づき、こちらまで歩み寄って挨拶をしてくれました。
周りを見渡せば、いかにも雰囲気のある社長さんたちばかり。
そんな中でも、いつもと変わらない彼。
媚びるとはまた違う。
謙虚に。だけど、贔屓もしない。
誰に対しても変わらない、そんな凜とした姿が素敵な彼ですが、今回のイベントに足を運んで、さらに好きになりました。
ライブペイントが始まる前に、これまで彼の作品を購入した4名の社長さんから話を聞く時間がありました。
そこで皆さんが共通して言っていたことがあります。
「最初は、ぶっ飛んだやつが来たと思った。」
……よくわかります。笑
僕も最初に会った時のことを鮮明に覚えています。
首から大きな絵をぶら下げて現れました。
「なんだこの人」が第一印象です。笑
でも、今思えばあれも彼なりの宣伝だったんだと思います。
決して器用なやり方ではない。
でも、「自分はこれで勝負する」という本気は伝わってきました。
それは、作品を購入した4名の社長さんたちも同じように感じていたそうです。
そして彼は、作品の作り方もかなり変わっています。
使うのは、
拳と、頭突き。
自分の拳と額をキャンバスに叩きつけて、作品を完成させていきます。
彼の作品のコンセプトは、オーダーしてくれた人の思いを受け取り、その思いを自分の拳や額に込めて、全力でキャンバスにぶつけること。
文章だけ読むと、
なかなかクレイジーです。笑
でも実際に見ると、不思議と伝わってくるものがあります。
魂って、本当に伝わるんだな。
そう思いました。
彼の作品から感じるパッションは、綺麗に筆で描くだけではきっと表現できない。
拳をぶつけて、
頭をぶつけて、
自分自身をぶつける。
あの描き方だからこそ生まれる、唯一無二の作品なんだと思います。
そして、作品を購入した4名の社長さんたちには、もう一つ共通している話がありました。
「最初から、すごく営業をかけられた。」
初めましてで出会ったその日に連絡先を交換。
そして次の日には早速ヒアリングを始め、作品のイメージを考えていく。
とにかく早い。
そして、遠慮がない。
人によっては「営業をかける」ということに抵抗があると思います。
実際、僕もその一人です。
「押し売りだと思われないかな」
「お金を使わせすぎない方がいいかな」
そんなことを考えて、一歩引いてしまうことがあります。
でも彼には、そんな弱気な気持ちが一切ありませんでした。
なぜなら、
「必ず、買ってよかったと思わせる作品を作ります。」
そう言い切って営業しているからです。
この言葉が、僕にはすごく刺さりました。
自信があるから営業する。
というより、買ってよかったと思わせるところまで、自分の責任だと思っている。
そんなふうに感じました。
振り返ってみると、僕は今までどこか逆のことを考えていた気がします。
例えばELENAに来ていただいたお客様が、想定していた以上にお金を使われた時。
退店した後に、
「無駄にお金使ったな」
「こんなに使うはずじゃなかったのに」
と思われているんじゃないか。
そんなネガティブな想像をしてしまう。
だから、どこかで一歩踏み込めない自分がいました。
もちろん、お客様の状況を考えずに何でも勧めればいいという話ではありません。
でも今回、彼の姿を生で見て少し考え方が変わりました。
大切なのは、
「いくら使ってもらったか」だけじゃない。
帰る時に、「思ったより使っちゃったけど、今日は本当に楽しかったな。」
そう思ってもらえるかどうか。
その金額以上の時間を提供できたと思ってもらえるか。
そこまで含めて、僕たちの仕事なんだと思います。
ちょうど先日、ELENAでは13名様の団体予約をいただきました。
会計を終えた後、お客様からこんな言葉をいただきました。
「黒服さんにも盛り上げてもらえて最高でした。」
「こんなに黒服さんたちまで楽しそうにしているお店、初めて来ました。」
と言っていただきました。
その時、「ああ、こういうことなのかもしれない」と、なんとなく肌で感じることができました。
金額だけを見れば、高かった、安かった。
そんな評価になるかもしれません。
でも僕たちが提供しているのは、お酒だけではありません。
キャストとの会話も
黒服の盛り上げも
店内の空気も
その日の出来事も。
全部ひっくるめて、「今日ここに来てよかった」と思ってもらえる時間を提供する。
営業することに遠慮する前に、
営業しても胸を張れるくらいの時間を作る。
今回、彼から教えてもらったのは、そんな覚悟だったような気がします。
拳と頭突きでキャンバスに魂をぶつける彼を見て、僕自身も一発、頭を殴られたような感覚でした。
今回もらったこの「魂の一撃」は、しばらく忘れないと思います。
素晴らしい経験をさせてくれた友人に感謝です。
そして僕もELENAで、
「使ってもらうことを怖がる」のではなく、「使ってよかったと思ってもらえる仕事をする」。
そんな気持ちを忘れずにいたいと思います。
