(19:00~25:00)

TEL.0852-61-8870

STAFF BLOG

佐藤

人生2ページ目の大学

スタッフブログ:2025年02月12日 07:07の投稿「人生2ページ目の大学」

先日、良くして頂いているお客様の繋がりで島根大学に行ってきました。

敷地内に入るのは島大に限らず初めてで、「思ってたより広いなー」「(ELENAのボーイやキャストを思って)あの子たちはいつもここで学んでるのかー」「まさか自分が大学に足を踏み入れる日が来るとは」「ELENAを通じてこんなことが起こるんだな」様々なことを思いながら、貴重な時間を過ごさせてもらいました。

近日島大HPに僕の後ろ姿が掲載されるようなので時間が有り余ってる方は是非探してみてください♪

最近誰かが周りにいることが多くて、久々に一人で運転していた時にふと、自分と大学の接点は2ページ目で1ページ目があったような気がしてそれが何だったかを記憶を辿って思い出しました。

纏まってはいませんが、今日はそれについて話そうかと思います。


高校生の頃、タバコで停学になりました。

単純にタバコが好きだったのもあるけど、カッコつけや教室の居心地の悪さからで、見つかった時は「あっそ。」くらいにしか思えませんでした。

荷物をまとめ、迎えに来た母が涙ぐんで(うちの両親真面目なんです)「一発叩いていい?」と言ってきたけど、「やだよ」ってやさぐれながら家に帰って。

その日から毎日反省文と先生の日替わり訪問が始まりました。


その時の僕は自分が悪いことをしたのに、それを機と捉えてめちゃくちゃ不満爆発、ついでに自分を正当化したんですね。(笑)
(今とあまり変わってないかも。)

「停学になるのも未成年喫煙が法律、規則違反なのも理解してるけど、別に一人で吸って周りに誰もいないし、誰にも迷惑はかけてない」

「先生は僕みたいな帰宅部が煙草を吸って不良、頭丸めて野球に打ち込んでるやつらはいい子に思ってるんだろうけど、彼らは毎日おばあちゃんが一人で立ってる商店で万引きしてて、それを自慢しあってて、僕はそんなことはしないし、出来ない。何が正義で何が悪かなんかはタバコなんかでは決まらないと思う。」

「生徒と不倫してる先生が居て、体罰で暴力をふるう先生が居て、公にはばれてないからそれは許されて普通に学校にいて、僕はバレたから謹慎になって、そんな悪な存在になりますか?」

みたいなことを長々と。


そこから面白かったんですけど、先生の関係性、距離感、価値観で対応がまるで違うんですよね。

「おまえはおもろい!!」ってめちゃくちゃ明るく笑ってくる先生がいて(おもろいし、突然烈火のごとく怒り出す変わった先生だったなー)

明らかに引いてて、蔑んだ目で順番だからしゃあなしに来てどう扱えばいいかわからない様子の先生がいて(これが不倫の先生。おでこ広めの佐野史郎みたいな人)

明けて学校に行きだした頃、角刈りでいつも麺棒みたいなの持ってる厳格な先生が一面雪の外を見て「佐藤、あれ何の足跡だろうな?」静かな教室で、なんかめちゃくちゃ気を使われてる💦って思ったり。

記憶に残ってる最後の一人が、副担任でそれまでほとんど絡んだことなかったけど、突然呼び出されて「佐藤、お前浪人して大学行かないか?」と言われました。

(先生、僕もう専門学校が決まってるんですけど。。。と)

それが僕と大学というものの最初の接点。それから20数年一切なし。

停学の反省文。

それを読んでの対応。

捉え方って人の数だけありますねっていう話です。


適当に反省してますって書くのが正解なのかもしれないけど、そこで煙草をやめようとは思わなかったし、反省してないのに反省文を毎日書かされるのは無意味だから、当時も今もあれはあれでよかったなとは思っています。


自分じゃなかったらそんな高校生をどう見るかなんとも言えないところです。

腹立つなこのガキ!って思うかもだし
ほーほーおもろいやんけと取るかもだし
近寄らんとこ。。。と思うかもだし。

自分の事は100%客観的には見れません。

今日そんな当時よりももっと古くから僕を知る唯一の男に。

”ねーねー

中学、高校を振り返って

俺は
何割そのまま
何割変わったと思う?”

と聞くと

”1割そのまま
9割変わったかな(笑)”

-省略-

”人と違いすぎるから魅力あるんよ”

僕のめちゃくちゃな反省文をおもろい!と言った先生のように、今もそんな風に評価してくれる人がいることはとても幸運だということはありがたいことですね。


電話番号QRコード