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先日、地元のエンターテイナーやパフォーマーが集まるイベントに参加しました。
ダンサー、ミュージシャン、──それぞれが自分の“武器”で観客を魅了する中、 ひとりの男性芸人に強く惹かれました。
彼は 「歌と元気で人に笑顔を届ける」 ことを信念にしていて、ステージに立った瞬間、場の空気を一変させるエネルギーを放っていました。
歌声や表情、身振り手振りのすべてに「楽しい!」が溢れていて、見ているこちらまで自然と笑顔になる。
その場にいた人たち全員が、彼のパフォーマンスに引き込まれていくのを感じました。
特に印象に残ったのが、彼が歌った 『こうやってこうするだけ』 という曲。
曲調はポップで、歌詞もシンプル。
でも、そのシンプルさの中に “熱いメッセージ” が込められていて、すごく心に響きました。
最近は車の中でヘビーローテーションするほど気に入っています。
どこか ウルフルズ を感じさせるような、まっすぐで力強い楽曲。
「難しく考えず、とにかくやってみよう!」という前向きなメッセージが、エンタメの本質をシンプルに表現しているように思いました。
そして、イベント終了後の彼の姿が、さらに印象に残っています。
すべての演目が終わり、多くの出演者が会場をあとにする中、 彼はたった一人ステージに残り、最後のお客様が席を立ち、会場を後にするまで、ステージからお見送りをしていた のです。
その後ろ姿が、僕にはとてもかっこよく見えました。
芸風だけ見ていると、ステージに降りて、会場にいるお客様を巻き込んで大はしゃぎしてたり、バカなことばかりしているように見えるかもしれません。
でも、その裏にはやはり 「楽しんでほしい」 という熱い気持ちが込められている。
その想いがあるからこそ、彼のパフォーマンスには力があり、人を笑顔にできるのだと感じました。
それは僕たちにも必要な気持ちだと思います。
お客様を 喜ばせる、楽しませる という意識。
その気持ちを、もっともっと磨いていかなきゃなと強く思いました。
エンタメに人生を賭けた人たちの姿を見て、改めて「本気でやることの大切さ」を実感した夜でした。