(19:00~25:00)

TEL.0852-61-8870

STAFF BLOG

ELENA mei

執着心を手放す

スタッフブログ:2025年05月22日 07:07の投稿「執着心を手放す」

こんにちは、エレナのめいです(^-^)
今日はちょっと珍しく、家族の中でもお兄ちゃんの話をしようかなと思います!

うちは3人兄弟で、私は末っ子です
上に5歳と3歳離れたお兄ちゃんが2人います。
中でも5歳上の長男とは、年が離れてるからか、小さい頃から特に仲が良くて、私はよくわがままを言って困らせてました(^-^)

でも、兄が専門学校を卒業して県外に出てからは、ほとんど連絡を取らなくなって
実家に帰ってきたときに少し話すくらいの関係になってました( ˙-˙ )

私も専門学校を卒業して社会人になり、一人暮らしを始めてからは、さらに兄と関わることもなくなっていきました

そんな中、一人暮らしを続けていたある日から、毎日「死にたい」と本気で思うような日々が続くようになりました
(ブログを読んでくれてる人はご存知かもしれませんが、のちに鬱病と診断された時期の話です)

死にたい気持ちと、でも死んじゃだめだという気持ちが毎日せめぎ合っていて、すごくしんどかったのを覚えてます
特に、愛犬をひとり残してはいけないっていう思いが強くて、それがブレーキになってましたね

親からは心療内科をすすめられて、強制的に予約も取られたけど、診察は2ヶ月待ちで、何も変わらないまま引きこもりが続いてました
ベランダに腰掛けて「今すぐ消えてしまいたい」と思いながらも、飛び降りられずに何時間も動けずにいる日もありました

そんな時、「あ、そういえばお兄ちゃんって精神科のリハビリ療法士やってるんだったな」と思い出して、なんとなくLINEをしてみたんです
「死にたくてたまらないけど、死んじゃだめだとはわかってる。どうしたら心が楽になる?」って、そんなメッセージを送った気がします

そのとき、兄から返ってきた言葉が
「恋愛、仕事、人間関係、趣味、時間、余暇、休憩…何かひとつでも諦めれば、生活は気楽になると思う」
でした。

正直、最初は兄の言ってる意味がよくわからなかったけど、兄の言葉に従って仕事を諦めてみることにしました

私はずっと、
「せっかく取った看護師の資格を活かして正社員でいなきゃ」
「早く社会復帰しなきゃ」
「体も元気なのに働いてないなんてダメだ」
「同期はみんなバリバリ働いてるのに、私だけ…」
って、強く思い込んでました

でも、その正社員でなければいけないという思い込みやプライドを全部捨てちゃいました

そしたら、すごく心が楽になりました( ˘ω˘ )
過去の元気な自分や、働いている同期と今の自分を比べて落ち込むことが減ったからかもしれません

今思うと、兄が伝えたかったのは「執着を手放すこと」だったのかなぁと思います

過去の自分への執着、社会に取り残されたような感覚、正社員という肩書きへのこだわり…
そういう何かに囚われていると、心ってどんどん苦しくなっていくけど、
そのうちのひとつでも手放してみたら、少し楽になれることもあるんだなって気づきましたね

世間体とか、こだわりとか、過去の自分とか、、、
もし何かに縛られて身動きが取れないと感じている人がいたら、
「いまの自分」にとって本当に必要なものだけを大切にして、
なにか一つ手放してみると、少しだけ心が軽くなるかもしれません(^-^)


電話番号QRコード