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STAFF BLOG

佐藤

40代で気づいた、探す場所

スタッフブログ:2025年08月04日 07:07の投稿「40代で気づいた、探す場所」

見た目も体型もここ数年でそう変わらないのに最近めっきり「老けたなー」と感じます。
こないだ何年振りかに筋トレでもしようかと腕立て伏せをしたら5回でしんどくて、自分でも驚きましたが。。。


ちょっと前に洋服屋に行って長い付き合いの店員さんと話していて。

「年々欲しいものが減ってくんだよね。似たようなものを持ってる、持ってたが増える。今あるものと比較して”まあ買わなくてもいっか”って思ってしまう。どうしたらいいんだろ?」

『わかりますよ。無理やり視野を広げるしかないんだと僕は思っています。』

そんな会話がありました。


少し前にその洋服屋さんに、そこまで服に執着心がない知人を連れて行ったんです。
食事前のついで、「いいのあっても買わないよ〜」くらいに全く気乗りしてない状態で。

「へ?」ってくらい爆買いして、頻繁に通い出して、現在「今はまだ着ないから」って秋物も取り置きしてるらしく、そういうのがすごく羨ましいんですよね。

新しいものへの好奇心。
頑張った自分へのご褒美の循環。
モチベーションのエネルギー。

うーん。。。どれも自分にはない。


そんな日々の中で。

なんか書くのが恥ずかしいんですが、少し前から2つほどはまったものがあったんですが、

それが映画ミッションインポッシブルと、ブロッコリーでして。(なんかわからんけど、こういうの謎にめちゃくちゃ恥ずかしい)

というのも、2つともものすごい自分の中で嫌いなものとして数十年過ごしてきたものなんですね。

トム・クルーズが基本好きじゃないのと(いい人役寄りの人や、優等生チックな人が基本苦手で(-_-;))
ミッションインポッシブルは子供の頃に1を見てほぼ理解が出来ず、2を見てそこで止まってて。

月日が流れ、SF苦手、恋愛物苦手、戦争物苦手、ホラー苦手。苦手が増える一方で。

10代の頃は何も考えずとりあえずで見れてきたものが、歳を取る度にジャンルが狭くなり、それに伴い視野も心も狭くなっていってる。

それを打開するために、とりあえず一番取っかかりやすそうなM:Iシリーズから見て見よかと。

全て見終えたあとも、決してトム・クルーズは好きにはならなかったけど、歳の取り方や仕事への向き合い方など見てよかったとは思えています。


ブロッコリーは食感ですかね。
今思えば家庭で出てきたものが茹ですぎだったんだなとわかるんですが、ソテーや冷製パスタの食材にして、今やほぼ毎日食べるようになりました。
なんかわからんけど、中毒性が強くて、今も早くブログを書き終えて食べたいと頭に浮かんでいます。


何が言いたいかと言うと、
”新しいものの中から好きなものを探そうとして見つからずに嘆いていたけど、答えは嫌いだと思っていたものの中にあった”
っていう話ですね。

知らないものから探す。
ないものから探す。
その二つの思考はあったんですが、否定してきたものから探すっていうのが自分の中に無くて。


興味のある知らない場所に行く→楽しい
食べたことのない、美味しいとされているものを食べに行く→楽しい

そんな風に考えていましたが、嫌いが多いと自負しているのであればその中にまだまだ知らないだけの楽しいは沢山あるだろうと。


お店に来なくなった方が、一度来て間が空いた方が、何かのきっかけに再度来て、そこで気に入った女性と出会い、通い出すってごく日常的にある話です。
ELENAというお店は基本変わってないのに、向き合い方が変われば見方も変わる。

僕も一度行ってよほど良くなければすぐに行かなくなる性格ですが、飲み屋に限らず少し長い目で見ないといけないなと思ったりもしました。

嫌が増えすぎて、どんどん生き苦しくなる一方なので、最近のテーマは「嫌に取り掛かってみる」にしています。


「人の感情ってほんま邪魔よなー」という人が昔いましたが、僕もAIくらい淡々とこなせたらどれだけ楽だろうと。

意味が不明瞭なものにこれだけ向き合ってくれるAIってほんとすごいですね♪ 怖い怖い。


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