STAFF BLOG
一緒に働いているスタッフに何年も言い続けているのが
「沢山の選択肢がある中で、2択を間違える人間が正しい選択ができるはずがない」
そういう自分も間違え続けてきましたが、ここ数年でようやくそれが減ってきました。
なかなかパーフェクトにはならないし、だからこその今なような気もしています。
それがしっかりできていれば5年前には今のELENAの5倍くらいの成功を掴めていたような・・・。
だけど、僕も意思の弱い人間の一人で、基本目の前の欲に負けてしまうんですよね。
ELENAが出来て、失いたくないものや背負うものができて、ようやく少しだけマシになってきたなくらいのレベルです。
先日久々に伊勢宮を歩いてきました。
相変わらず苦手な街並みに変わりないのですが、その理由の一つが
【煙草・電子タバコを吸いながら立っている女性の多さ】
彼女らは何がしたいのでしょうか?何のために店内で座らず外に立っているのでしょうか?
お客様を呼びこむためですよね。お店はその時間に対して時給を払う。
20歳の頃歌舞伎町でホストをしていた時期がありました。
真冬でも何時間も外にいてもキャッチの時間は煙草も飲み物も✖。
それは”仕事中だから”というシンプルな理由ともう一つは”そういう姿を見てホストは嫌われるから”という理由だったと記憶しています。
煙草を吸いながら外に立っているか、煙草を我慢して愛想よく外に立っているか、その2択を間違えている先には何も期待できません。
さらに言うと卓で煙草を吸われるのも苦手。
なんとなくだけど、対等に見えるから。そういう時代という意見もありそうだけど、変わってはいけないものはあるんじゃないかんと思うんです。
そこらへんをなあなあにすると、最終的に何に対してお金を払っているのかわからなくなります。
僕も喫煙家ですが、ポイ捨てを辞め、歩きたばこを辞め、人通りの多い外で吸うのを辞め、時代と共に煙草の吸い方は変わってきています。
それを気にしないお客さんもいるんだろうからそれを非難することもないですが、ELENAではどちらも絶対に許さないし、それを当たり前と思っている子を採用しているつもりです。
ELENAで働く若い女の子の多くは1年後に数割になり、5年後には残っても1人2人になり、10年後には誰もここにはいないことでしょう。
それでもその先も選択はし続ける人生が待っています。
夢や目標や貯金もいいけど、正しい選択をすることの意味や大切さをここで培って退店してくれるととても嬉しいですね。