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佐藤

ネガポジ

スタッフブログ:2025年11月08日 07:07の投稿「ネガポジ」

タイトルがうまく浮かばず、”ネガティブ&ポジティブ”みたいなところに行き着いたので、そのまますぎてなんか恥ずかしいなと思って、わかりづらくしたつもりでしたが

「ネガポジ」は、写真の「ネガ(ネガティブ)」と「ポジ(ポジティブ)」の関係「ネガティブ(短所)」と「ポジティブ(長所)」の思考の変換

写真のネガポジもそこからの意味なの今日初めて知りました。略語って昔からあるのですね。
一つ知識が増えて結果オーライです。


昔から何度も見てきたんですが気分やモチベを文章の記号に表す人って定期的に現れるもので(◎_◎;)

普段「はい😊」「はい!」が
何かをきっかけに「はい」になるとか。

それが何から来てるか察しないといけないのが、僕の性格上人一倍ストレスに感じてしまいます。

僕から見たそれは、貧乏ゆすりと近い行為だと思っていて。

”そういう自分を止めれないのかな?”

或いは

”そういう自分で居たくないとは思わないのかな?”

と考えてしまいます。

多分、その余裕がなくなっているのか、そう思わせたいのか、或いはどう思われてもええわ!という開き直りなのか。

なんで、記号一つ、絵文字一つにこんな神経使わないといけないかなあと自分が嫌になります。

だから、すごく悪い事でも嫌なわけではないけど、されたら気を使ってしまうし、極力せんとこ。って思うことの一つです。

言葉じゃなくて、記号で伝えるという行為は突き詰めると自分の価値を自分で下げる行為と思うので。

「こいつ小さっ!」と思われたくないから、しないことが、誰より自分が「小っさ!」って思ってしまうという、、、こういう時いつもあほだなーって思うのですが。


そんなところが時に良かったなと思えることもありまして。

先日、ひと段落して外に出ると6.7名の団体さんがいて、ちょっといつも見かける層と雰囲気違うなと目を合わさずにいたのですが近づいてこられたので対応すると、沖縄からの観光らしくそのまま入ってもらえました。そりゃ違いますよね・・・。

40代から50代後半の集まりで、56歳のリーダー格の方に「お兄さんいいデザインの服着てるね。どこの?」と言われたのですが、咄嗟に「あーどこかのブランドだったと思います(笑)」と適当に返してしまいました。

正直言ってもわからないと思ったし、上手で言われてるだけでそんな関心もないと思ったし、何より「○○○○○のです!」っていうのがなんとなく嫌に感じたんですね。
自分の身に着けているものを語ったり、そういうのはすごくカッコ悪い、辞めようと思い出したところで。

その時はそれで話が終わったのですが、キャストたちが着いて、席を離れて別の席に座ったところそのお客様のTシャツの胸に”AMIRI”の文字が。

AMIRIを着てるお客様も、AMIRIを着ている50代も初めて見ました。

AMIRIというのはファッションブランドの中でも特に拘りが強いブランドで一番印象に残っているのが

有名人でも自分で購入!無料でのワードローブ提供一切なし!

出典:WWDJAPAN

多くのセレブやファッショニスタを虜にするAMIRI。デザインや、プロダクトへのこだわり、その希少性から非常に高い人気を誇っています。
また多くのブランドが、有名セレブなどにワードローブ(商品提供)を行い着用してもらう事で、そのブランド価値を上げ人気を上げようという戦略をとっています。

特に現代はSNSやwebなど個人が沢山の情報発信ができる時代です。ブランドとしても必死に自社の製品をアピールする上では非常に有効であり、知名度を上げるにはとてもいい戦略だと筆者も思います。しかし、このワードローブ提供もAMIRIは一切していないのです・・・

元々すべての制作に手間暇をかけ、最終的には手作業での制作をしているAMIRIなのでそもそも大量生産ができません。その為、大量のワードローブをプレゼントする常套手段は一切使用していません。どんなに有名なセレブであろうとアミリのワードローブを身に付けたければ、ショップに自ら足を運び購入するしか方法はないのです!!

そのスタンスがアミリのブランドとしての価値を更に上げ、まるでラグジュアリーブランド同様の価値を作り上げています。


この部分。
時代に逆らってるスタイルが素敵だなという印象があって、あまり買うことはないんですが、なんとなくそれを着る方の人となりが見えました。

ファッション=自分を他者にどう写したいかの表れ。僕はこの意見がすごく共感するので。

きっと、あのお客様は純粋に洋服が好きで僕が着ている服に好感を持ってくれたんだな、もしかしたらそういう話がしたかったのかな、もしかしたらもしかしたら、自分がこだわっている今日のファッションに触れてほしかったのかな。

そんな風に感じて、席に戻った時にそのTシャツについて触れました。

すごく喜ばれていて、自分は普段何を着るんだ、最近こんなものを買ったんだ、そして自分のことのように沖縄の素敵なお店を嬉しそうに紹介してくださりました。

束の間の、些細な出来事でしたが僕にとっては色々考えさせられる時間で。

「沖縄の人は」「50代は」先入観があったな。

多くの人はもちろん女の子と話すことを目的に来られてるけど、それだけじゃない方はやっぱりいるか。

常連さん、地元の方はもちろん大事だけど、一期一会な出会い、人生でその日だけお酒を飲んで自由に話せる出会いもこの仕事の醍醐味。

毎日が同じように感じていたけど、それは誰かや環境のせいじゃなくて自分の心の問題か。

まだまだ掴めてないんだなとすごくいい時間になりました。


20代の頃、沖縄で少しだけ働いていたこと。

与那嶺さんという苗字の話題になり子供の頃、見ていた沖縄の子が主人公の”わたるがぴゅん”という今は誰も話題にしない漫画の話をしたら、「見てた!」「おもしろいよね!」とやたら刺さったこと。

女の子の頑張りと、ほんの小さな点が繋がって、延長していただいて、「今日はいい日だったな」と思えました。

色々ぶれたり、自分を信じられなくなったりもするけど、なんとなく。
そういう部分だけは失くしてはいけないと思っていてブログに残しておこうかといったところです。


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