STAFF BLOG
おはようございます！山本です。
先日、『松江城周辺の街並みをどうすればもっと活気づけられるか』
そんなテーマの話し合いの場に参加する機会がありました。
島根といえば「出雲大社」のイメージが圧倒的ですが
松江城も国宝であり、現存12天守のひとつ。
本当は胸を張って誇れる存在なんですよね。
松江城も2027年に70年ぶりに大規模修理されるとか。
ただ、出雲大社と比べられてしまうと、
どこか“勿体なさ”を感じる…
そう思っている方が何名もいて、妙に共感しました。
その中でとても印象に残ったのが、とある意見。
「足りないものを“足す”んじゃなくて、余計なものを“除く”という考え方もある」
この“除却”という思考が、僕には衝撃でした。
気づけば僕自身、何かを良くしたい時ほど
物を増やして、整えて、飾って…
結果、モノが増えすぎて逆に邪魔になっていく。
心当たりしかありません。
便利グッズがあるから快適になるわけじゃない。
環境だって、観光地だってきっと同じなんですよね。
実際、最近松江城周辺では木の伐採も行われているらしく、
火災時の安全確保や倒木リスクを減らす目的があるそうです。
その結果として、松江城の姿が前より見えやすくなったとか。
“足して輝く”ではなく、“引いて照らす”。
なんだか深いですね。
エレナにも、観光や出張で来られた方がよく来てくださいます。
せっかく島根に足を運んだなら、
島根をもっと楽しんでから帰ってほしい。
出雲大社だけじゃなく、
松江城の魅力も、街の雰囲気も、
もっと伝えられるようになれたら嬉しいなと思いました。
昼は観光、夜はエレナ。
そんな一日のスケジュールで島根に来れたら、島根の楽しさが少し広がる。
なんて言ってもらえたら最高です！
