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おはようございます!山本です!
皆さん強風は大丈夫でしたか?
年始早々自然災害が多発して、困っちゃいますね。。。
気持ちよく外へ出かけれないので、映画でも見ることにしました。
皆さんは最近何か映画をゆっくりご覧になられましたか?
僕も久々にゆっくりと映画を見ました。
昔から好きな映画は沢山あります。
その中で気持ちがスッキリしない時、言葉にできないモヤモヤを抱えている時、なぜか無性に観たくなる映画。
それが『素晴らしき世界』です。
物語は、役所広司さん演じる三上という男を中心に進みます。
この人が演じるこういう役、本当に似合いますよね。
不器用で、要領が悪くて、でも真っ直ぐすぎるほど真っ直ぐ。
善人とも言い切れないし、悪人でもある。
でも、嘘がつけない人。
この映画の中で、特に胸に残っているシーンがあります。
三上さんが就職先を見つけ、そこで働き始めたある日のこと。
職場で、従業員同士が交わす、誰かを見下すような、偏見に満ちた会話を耳にします。
その時の三上さんが、
何も言わず、ただグッと堪える。
あの沈黙が、本当に苦しい。
言いたいことを押し殺す辛さ。
知らない世界を、想像もせずに語る人たちへの怒り。
言葉にしなくても、全部、表情だけで伝わってくる。
とても意味深で、忘れられないシーンです。
正直に言うと、僕自身、人がいじめられている場面を見たら止めに入りたいタイプだと思っています。
でも、いざ自分がその場に立った時、
本当に動けるのか。
声を上げられるのか。
わからない自分も、確かにいる。
三上さんは、そんな僕の本音を代弁してくれるような存在でした。
過去がどうであれ、その真っ直ぐさに、どうしても惹かれてしまう。
だからこそ、あの「いじめのシーン」で、三上さんが止めに入らなかったことに、強い違和感を覚えました。
でも、時間が経って思ったんです。
あれこそが、社会に馴染むということなんだと。
そう感じた瞬間、なんだかとても悲しくなりました。
ある歌の歌詞に、
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズン」
という言葉があります。
本当に言うべきことを口にすれば、何かしら理由をつけて叩かれる。
そんな空気にみんな慣れてしまっているだけで、実は、とても息苦しい時代なんじゃないかと思います。
なぜ、今回こんな話を書いたのか。
今年は、”思ったことを、はっきり言えるようになること”
それを、ひとつの抱負にしたいと考えているからです。
去年よりも、少しでも上手に、少しでも誠実に、自分の気持ちを伝えられるように。
三上さんを思い出しながら、ほんの一歩でも前に進んでみようと思いました。
刺激的なアクション映画もいいですが、たまには
こうやって心の奥を静かに揺らしてくる映画も悪くないですね。
