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おはようございます!山本です!
先日、お客様に言われて少し驚き、嬉しかった話をご紹介させてください。
とある営業日。
用事があって一度お店を抜け、田村と飯塚に任せて外に出ていました。
数時間後に戻ると、長く通ってくださっているお客様が、お連れ様2名と一緒に来店されていました。
そのお客様は、以前エレナにいた岸のことをとても気に入っていた方。
岸が退店した後、初めて来店された時の第一声が
「あれ?岸くんは?」
事情を伝えると、とても寂しそうにされていたのを覚えています。
岸は、エレナの空気感にぴったりな、和やかで人懐っこいキャラ。
そりゃあ好かれるよなと、素直に思っていました。
ただその時、もう一つ思っていたことがあります。
「このポジション、自分に埋められるのか…」
ちょうどその頃、僕が店に立つ時間も増えていた時期で、そんな不安をずっと抱えていました。
そしてそのお客様に言われた一言。
「岸くんが良かったな」
なぜか、その言葉が引っかかりました。
「お前じゃ足りないよ」と言われたように、勝手に受け取ってしまっていたんだと思います。
それから、そのお客様と深く関わることはあまりありませんでした。
ただ、カラオケで歌っている曲が、自分の好きな曲と妙にかぶることが多くて、
勝手に共通点を感じていたりはしたんですが
どこか距離を取っていた自分もいました。
そして話は戻って、あの日。
お店に戻ったタイミングで、そのお客様がトイレから出てこられました。
目が合った瞬間
「あっ、いつ帰ってきてたん!今日おらんなぁって、ずっと探してたんだよ!おっそいわぁ!」
そう声をかけてくれました。
正直、驚きました。
そして同時に、ちょっと嬉しかった。
「あ、自分でもいいんだな」
そんなふうに思えた瞬間でした。
人を楽しませる仕事をしていると、
「自分でいいのか」
「自分じゃなくてもいいんじゃないか」
「誰かの代わりになれていないんじゃないか」
そんな不安が頭をよぎることって、少なくないと思います。
実際、エレナでもそういう姿を見てきましたし、自分自身もずっとそうでした。
でも、今なら少しだけ違う捉え方ができます。
誰かの代わりになろうとしなくていい。
誰かより優れようとしなくていい。
その時の自分なりに、ちゃんと向き合っていれば、それを見てくれている人は必ずいる。
合う人もいれば、合わない人もいる。
でもそれすらも、もしかしたら自分が作った壁かもしれない。
一歩踏み出してみたら、全然違う景色が見えることもある。
今回の出来事は、そんなことを改めて感じさせてくれました。
自分自身も、まだまだその途中ですが、少しずつでも前に進んでいけたらと思います。
