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おはようございます!山本です!
先日、女優の松岡茉優さんのある記事がオーナーから送られてきました。
その記事の中で印象的な言葉があった。
「生活者」
普段あまり意識して使うことのない言葉でした。
文字通り、生活をする人。
仕事をして、ご飯を食べて、誰かと会って、時には悩んだり、喜んだり。
そんな日々の生活を送る一人の人間。
この言葉を見て、ふと自分のことを考えました。
僕自身も決して華やかな人間ではありません。
顔が特別印象的なわけでもない。
誰もが振り返るような容姿でもなければ、何か圧倒的な才能を持っているわけでもない。
むしろ、どこにでもいそうな30歳です。笑
これまで、どこかでそんな自分に物足りなさを感じることもありました。
この仕事をしていると、性別問わず華やかな人に出会う機会がたくさんあります。
容姿が整っている人。
話が面白い人。
初対面でも一瞬で相手の心を掴んでしまう人。
何もしなくても人が集まるような、そんな魅力を持った人。
正直、羨ましいと思うことばかりです。
僕もそんな人間だったら、もう少し楽に生きられたのかな。
なんて思ったり笑
でも今回、「生活者」という言葉に触れて、少し違うことを考えました。
華やかさがないなら、華やかさ以外の部分を磨けばいいんじゃないか。
当たり前のことかもしれません。
でも、今までの僕はどこかで、目立つ人や器用な人のやり方を追いかけていた気がします。
誰かのように上手く話そう。
誰かのように振る舞おう。
誰かのように人を惹きつけよう。
でも、いざ真似してみると、なんだか上手くいかない。
結局、自分ではない誰かになろうとしているからなのかもしれません。
だったら、もっと自分の日常に目を向けてみる。
美味しいものを食べる。
知らない場所に足を運ぶ。
人の話を聞く。
本を読む。
失敗する。
誰かに助けてもらう。
そして、そこで感じたことを自分の言葉にしてみる。
一つ一つは、特別なことではありません。
でも、同じ場所へ行っても、同じ人と話しても、感じることは人によって違います。
経験そのものは平凡でも、そこから何を感じるかは、その人だけのもの。
そう考えると、日々の生活にも自分らしさを作る材料がたくさん転がっている気がします。
例えば、以前ブログに書いた石垣島での出来事。
走れ山本とおばあの優しさ
忘れ物の三脚を取りに行くために、炎天下を自転車で何時間も走りました。
途中で道を間違えたり、水がなくなったり。
知らないおばあに助けてもらったり。
別に誰かに自慢できるような経験ではありません。
むしろ、ただの段取りの悪い男の話です。笑
でも、あの経験があったから感じられたことがありました。
人の温かさだったり。
普段当たり前だと思っていることへのありがたみだったり。
遠回りすることの面白さだったり。
もし効率だけを考えていたら、あんな経験はできなかったと思います。
そういうものが、少しずつ自分の中に積み重なっていく。
そして、その積み重ねがいつか、その人の魅力になるのかもしれません。
この仕事をしていると、どうしても第一印象の良さや、会話の上手さに目が向きます。
もちろん、それらは大きな武器です。
でも、必ずしも一番話が上手い人が、一番人の心に残るわけではないと思います。
話すのが得意ではなくても、相手の話を丁寧に聞ける人。
派手なことはできなくても、以前聞いた小さな話を覚えている人。
面白いことは言えなくても、相手の変化に気づける人。
そんな人にしか作れない居心地の良さもあるはずです。
そして、その力を育てるのは、案外、普段の生活なのかもしれません。
普段から人に興味を持つ。
知らないことを知ろうとする。
自分と違う価値観に触れる。
人がしてくれたことに気づく。
そういう日々の積み重ねが、接客の時に自然と表れる。
人としての厚みは、仕事をしている時間だけで作られるものではない。
最近は、そんなふうに感じています。
僕自身、まだまだ人を見る目も、褒める力も、相手の気持ちを汲み取る力も足りません。
だからこそ、もっといろんな経験をしてみたい。
もっと人の話を聞いてみたい。
もっと日常の小さな出来事に興味を持ってみたい。
何か特別な才能を身につけることも大切ですが、当たり前の生活を、当たり前に流さないこと。
これも一つの努力なのかもしれません。
華やかさがないことを、無理に埋めようとしなくてもいい。
目立たないなら、目立たないなりに。
不器用なら、不器用なりに。
自分の経験を増やして、感じる力を磨いて、人としての厚みを作っていく。
そうすれば、いつか誰かから、
「山本と話していると、なんか面白いな」
「また話したいな」
と思ってもらえるかもしれません。
顔は覚えてもらえなくても、一緒に過ごした時間は覚えてもらえる。
そんな人間になれたら、それはそれで格好いいと思います。
僕もまだまだ発展途上です。
これからは、少し「生活者」というものを意識して、自分の日常をもっと大切にしてみようと思います。
特別な人間になろうとする前に、
自分という普通の人間を、どこまで面白くできるか。
まずはそこからですね。
