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おはようございます!山本です!
最近、オーナーから一冊の本を借りました。
藤田晋さんの著書『勝負眼』。
麻雀とビジネスの共通点や、勝負どころでの判断について書かれた本です。
その中で、ある言葉が妙に引っかかりました。
「食えない人」
麻雀の強い人について語られる中で出てきた言葉です。
食えない人。
聞いたことはあるけれど、普段そこまで使う言葉ではありません。
改めて意味を調べてみると、「何を考えているのか簡単には読めず、油断できない人」という意味があるそうです。
一筋縄ではいかない。
相手の思い通りにならない。
時には、こちらの予想を超えた行動を取る。
そんな人物を指す言葉です。
なるほど。
そう考えると、僕はこの「食えない人」とは、ほぼ真逆のところにいる気がします。
頼まれたら、とりあえず「はい」。
何か言われても、とりあえず「わかりました」。
本当は少し違うと思っていても、相手の意見を優先してしまう。
なんとも都合のいい人間です。笑
もちろん、それが全て悪いことだとは思いません。
素直であること。
人の意見を受け入れること。
相手に合わせられること。
それも一つの長所だと思います。
でも最近、少し考えるようになりました。
「素直な人」と「都合のいい人」は、何が違うんだろう。
素直な人は、相手の意見を受け入れた上で、自分で考えて判断する。
一方で、都合のいい人は、相手の意見を受け入れること自体が目的になってしまう。
僕は時々、後者になっている気がします。
相手と意見が違った時。
本当はこうした方がいいと思っていても、「まあ、いいか」と飲み込んでしまう。
その場は丸く収まります。
でも、それって本当に良いことなのか。
自分の考えを伝えないということは、時には責任を持って判断することから逃げているだけなのかもしれません。
本の中では、ドン・キホーテの創業者である安田隆夫さんについても触れられていました。
自分の考えを持ち、簡単には周囲に流されない。
相手を叱る時にも、ただ感情をぶつけるのではなく、一枚上手の立ち回りができる。
そんな姿勢が印象に残りました。
考えてみれば、これまで出会ってきた経営者の方々にも、どこか「食えない人」と感じる方がいます。
結果を残してきた人ほど、自分の中に、簡単には譲らないものを持っている。
そんな印象があります。
人の話は聞く。
相手の考えも尊重する。
でも、最後は自分の頭で考えて決める。
そして、決めたことには責任を持つ。
僕にはまだ、この部分が全然足りない気がします。
オーナーからもよく言われました。
「人の真似をしろ」
上手くいっている人のやり方を学ぶことは、成長への近道です。
それは頭では理解しています。
ただ、僕は昔から我が強いところもある。
人の真似をするのが苦手なくせに、人から言われると断れない。
我が強いのか、弱いのか。
自分でもよくわからない人間です。笑
でも今回の本を読んで、少し整理できた気がしました。
僕に必要なのは、ただ頑固になることではありません。
何でも反対する人になることでもない。
自分の考えを持った上で、人の意見を聞ける人になること。
そして、必要な時には「違うと思います」と言えること。
これが大事なのかもしれません。
ELENAで働いていても、似たような場面はたくさんあります。
お客様への対応。
キャストへの指導。
スタッフ同士の意見の違い。
その場を丸く収めるだけなら、相手に合わせた方が簡単なこともあります。
でも、店として守るべきことがあるなら、時には嫌われる覚悟で伝えないといけない。
例えば、キャストに改善してほしいことがあった時。
その場の雰囲気を悪くしたくないからと、言わずに終わらせる。
それは優しさのように見えて、実はその子の成長する機会を奪っているのかもしれません。
もちろん、厳しく言えばいいという話ではありません。
相手がどう受け取るかを考える。
伝えるタイミングを考える。
言葉を選ぶ。
そして、伝えるべきことは伝える。
感情で怒る人より、相手を納得させられる人の方が、ずっと手強い。
そんな人になれたら格好いいなと思います。
「食えない人」という言葉には、少し悪いイメージもあります。
何を考えているかわからない。
扱いにくい。
一筋縄ではいかない。
でも、見方を変えれば、簡単には流されない人。と言えると思います。
人当たりは柔らかい。
話もちゃんと聞いてくれる。
でも、いざという時には自分の考えを曲げない。
そんな人が一番格好いいのかもしれません。
僕も今すぐ「食えない人」になれるとは思いません。
まずは、何かを頼まれた時に反射的に「はい」と答える前に、一度自分で考えてみる。
意見が違う時には、なぜ違うと思うのかを言葉にしてみる。
相手に合わせることと、相手に流されることを区別する。
そんな小さなところから始めてみたいと思います。
今の僕は、きっとまだまだ扱いやすい人間です。
でも、いつか「食えないやつになった」
なんて言われる日が来たら。
それは僕にとって、結構嬉しい褒め言葉なのかもしれません。
ただし、食えない人を目指すあまり、誰からも相手にされない人にはならないように気をつけます。笑
