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山本

その笑いに、2万円払えますか?

スタッフブログ:2026年10月28日 07:07の投稿「その笑いに、2万円払えますか?」

おはようございます!山本です!
最近、オーナーに紹介されて、霜降り明星・粗品さんのYouTubeを見てみました。

粗品さんといえば、独特な切り口や鋭いツッコミが魅力の芸人さん。
そんな粗品さんのYouTubeチャンネルに、「不遜マン」という企画があるのをご存知でしょうか。

簡単に言えば、後輩芸人が先輩である粗品さんに対して、あえて失礼な態度や発言をして笑いを生み出す企画です。

ただ、これが僕にはどうも面白さがわからない。
失礼なことを言っているのはわかる。
周りの芸人さんたちが笑っているのもわかる。

でも、何がそんなに面白いんだろう?
というのが正直な感想でした。

もちろん、面白くないと決めつけたいわけではありません。
実際に楽しんでいる人はたくさんいますし、僕の周りにも粗品さんの芸風が好きだという人はいます。
きっとそこには、僕がまだ気づいていない面白さがあるはず。

先輩と後輩という関係性や、普段のキャラクター、芸人同士の駆け引き。
そうした背景を知っている人ほど、面白さを感じられるのかもしれません。
一方で、その前提を十分に共有できていない僕には、単に失礼なことを言っているように見えてしまう。
同じものを見ていても、感じ方はこんなにも違う。

そう考えているうちに、ふと自分の仕事にも似たようなことがあると気づきました。
ELENAで働いていると、キャスト同士やスタッフ同士で盛り上がることがあります。
いつものお客様との冗談。
スタッフ同士だからこそ通じる話。
その場にいる人たちにとっては、とても楽しい時間です。
でも、そこで一つ考えたいことがあります。

その笑いに、お客様はお金を払いたいと思うだろうか。

僕たちだけが知っている話や、僕たちだけが楽しい空気。
それが強くなりすぎると、初めて来店されたお客様は置いてけぼりになってしまうかもしれません。
ラウンジは、お客様が決して安くないお金を使って、楽しい時間を過ごしに来てくださる場所です。
同じ2万円でも、「高かったな」と思う夜もあれば、「今日は楽しかったな」と思える夜もある。

その違いは、お酒の種類や会話の面白さだけではありません。
自分の話を聞いてもらえた。
自分のことを覚えていてくれた。
自分がいることで、その場が楽しくなった。
そんなふうに感じられる時間にこそ、価値があるのだと思います。

僕たちが面白いと思うことを披露するのではなく、お客様が面白いと感じる時間を作る。

同じ「楽しませる」でも、そこには大きな違いがあります。
もちろん、お客様によって求めるものは違います。
賑やかな時間が好きな人もいれば、落ち着いた会話を楽しみたい人もいる。

だからこそ、目の前のお客様が何を求めているのかを知ろうとすることが大切なんだと思います。
考えてみれば、面白い話をすることと、面白い時間を作ることは、必ずしも同じではありません。

どれだけ話が上手くても、相手が楽しんでいなければ意味がない。
反対に、特別面白い話をしていなくても、「なんか今日、楽しかったな」と思ってもらえることもある。
僕自身、話が特別上手いわけでも、誰かを笑わせる才能があるわけでもありません。

だからこそ、目の前の人が何を楽しんでいるのか、どんな時間を求めているのか。

そこにもっと敏感になりたいと思います。
そして、このブログも同じです。
自分では面白いと思って書いたことが、読む人にとっては全く面白くないかもしれない。
自分の面白いと、相手の面白いは違う。

当たり前のことですが、今回改めて考えさせられました。

もちろん、自分の感性を捨てる必要はないと思ってて
ただ、それと同じくらい、相手の感性にも興味を持つ。
そんな積み重ねが、人を楽しませる力に繋がっていくのかもしれません。
今回の「不遜マン」も、僕にはまだ面白さがわかりません。

でも、少なくとも一つ勉強になりました。
自分が面白いと思うことを押しつける人より、相手の面白いを引き出せる人。
そんな人間になりたいと思います。

ちなみに、今回のブログを読んで、
「いや、山本のブログも何が面白いかわからんけど?」と思った方。

それはそれで、貴重なご意見として受け止めます。
ただ、できれば少し優しく伝えてください。笑

 


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