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数週間前に。
YouTubeのサラリーマン金太郎の更新が待ちきれず、新サラリーマン金太郎を買ったのですが。
その中の一コマがとても印象に残って写メを撮りました。
土下座をした経験もする機会も自分が生きてきた環境ではそうそうないけど、土下座って自分の事でするものではないのですね。
何かがひかかって書き上げきれず、2週間くらい下書きのまま置いていましたが周年週間は大変お世話になりましたm(__)m
7/7はこのシーンが何度も頭を過りました。
自分のために楽しむためのお店であるはずが、多くの方に人のためを目の当たりにしたからですかね。
言葉に詰まるというか。そういう生き方をしてこなかったので、うまく表現できずにブログがあげれなくなってしまいました。
当日はまず、朝からスタートの団体さんに急な仕事が入りキャンセルの予約が入ります。
その日は7名出勤でしたが、「前半は呼ばなくていいよ」くらいに言っていたので正直かなり焦りました。
すごく静かな、まったりとした開幕。不安100%。
そんな中、全て吹き飛ばす展開に多くの方に仕上げてもらえました。
酷い日は2組2名みたいなこともある月曜日を盛大に盛り上がって。
初日から記憶飛ばしてしまいましたが、意識が朦朧とする中でしっかり記憶に残る一日になりました。
7日以降もたった2年しか営業してないお店のために多くの方が盛大に祝ってくださって。
”人のためにこれだけしてくれる人が沢山いる。だからELENAもそう在らなきゃな”って何度も思ったし、松江にこんなパワーがあるんだということを感じられてとても楽しい一週間でした。多くの来店、シャンパン、お花に感謝です。
途中から自分が知ってるELENAじゃない!と頭回らず、地に足が着かないような不思議な感覚でした。
「もっと広いお店にしとけばなあ」と思う日もありましたが、狭いからこそ一体感が生まれたんだろうし、長く通われるお客様に「こないだ初めてHP見たよ」と言われ
”ELENAに関わる全ての人たちの想いを詰め込んだ、活気と感動が溢れる時間と空間…今まで島根の夜にはなかった「心がほどける場所」”になれていたんじゃないかと思っています。
大盛況で幕を閉じたわけですが、こういう時こそ謙虚にいたいという思い、翌週のことを考えると周年ロスみたいな気分にもなるし、飲み続けて日を重ねるごとの失言、失態で土曜日は完全にテンションが落ちてしまっていて。
土曜日の出勤前に昨夜の失態を娘にぼやいたところ。
「まあどうにかなるよ。人間だもの、人生だもの。」と言われました。
僕にとってELENAはその通りですが、いつかは辞める若い女の子たちにとって。
頑張って朝から働いているお客様にとって此処がそれぞれの人生の中にかけらとしてでも刻まれるのであればそれはとても幸せなことだと思いました。