STAFF BLOG

ふとした時に、自分の変化について考え、ブログに書こうかと考えます。
今ELENAで働いている子たちの年齢の時と今との違い。
この仕事に付く前とこの仕事をしてからの違い。
よく考えるのですが、ありすぎてまとまらずまあいっかと投げているのですが、その中でこれだけは!というのが今日の内容となります。
”空気を読まない”と”波長を合わせすぎない”は全然意味が違う。っていうことなんですが。
僕はこの仕事をする上で”空気を読まない”は致命的だけど”波長を合わせすぎない”ってある程度身に着けないとやっていけないなって感じるんです。
そのバランスがこの一二年でぐっと変わったなと思います。
業界の先輩や人気のキャストから学びました。
例えば本当に失礼なことをした時は誠実に謝るしかないですが、酒が入っての小言や愚痴や。或いは嫉妬やネガティブな感情に対して真正面から重く受け止めすぎると、相手が予期してない展開になってしまったり、酔っぱらって感情的になってる女の子に対して同じ感情を乗っかると出口が見えなくなってしまったり。
すごく印象に残っているのが、一年目のオープンから半年目くらいに一度だけお客様同士が仕事の話で熱くなりすぎた日があって。
スタッフが止めに入るくらい、もう今にも手が出そうな状況だったんですが、付いてる女の子も黙って見守るしかない中で
その緊迫した状況を打破したのが一人の酔っぱらったキャストの「こわいー」という一言だったと覚えています。気持ちよさそうにお酒を飲みながら、子供みたいなその一言。外見からは想像つかないと思いますが、肝が据わった子でして。
その一言で空気が一変して、「ご迷惑おかけしてすいません!」と一気に楽しい雰囲気に戻って、気づいたらそこからあれよあれよと忙しくなりました。
最後の着地だけは極力笑顔で締めたいと思うんですね。
そこの判断をミスると縁が切れたり、亀裂が入るなっていうことを何度も目の当たりにしてきました。
僕はそういうのが苦手だったし、山本は僕以上に食らうタイプ、田村は無感情に振舞いつつ実際動揺しててミス連発。
メンタリティーはまだまだこれからだと思っています。
お客様に恵まれて実際そういう経験はほぼないんですが、席で店の不手際でお客様が怒られて、
怒りが収まらない時にすべき最優先って”女性を裏に下げる”っていうことなんだそうです。
それはキャストを気遣って。という意味もありますが、女性が近くにいると男性はヒートアップして抜いた刀を収めれなくなる(お酒が入っているなら尚更)というお客様を気遣ってという意味合いだと聞いて僕は納得しました。
もしそういうケースがあれば、悪いのはお店側なので怖いお客様と可哀想なスタッフの構図にしてはいけない。
悪意無きことであれば誠意を感じれたら、わかってくれたらそれでいいという方が大半の中で、収めるに収めれない状況をお店が作ってはいけないと。
適当でいい。流せばいいとはまた違う。
表情や声色や関係性で変わってくる。
万能調味料みたいに全ての人や場面に対してこれでいいというものはない、繊細かつ大胆な手法。
自分たちがレベルアップしつつ、伝えていかないといけないこと。
いやー難しい。。。
いつか「この仕事、もう慣れました!」という日が来るのかな、永遠に来ないのものなのかなとよく考えます。
ブログに限らず難しいが口癖みたいになってますが、あまり使いすぎないように心がけますね。
余談ですが山本はよく一つの会話の中で「結局のところ、」を連用して結局のところ何が言いたいのかさっぱりわからないので、一緒に気を付けてほしいところです。
